イベント出店におけるキャッシュレス決済の必要性
全国各地では、フリーマーケットや飲食フェス、マルシェなど、屋内・屋外問わずさまざまなイベントが開催されています。
一度に多くのお客さまが来場するイベントに出店する際は、効率的な決済手段の導入が売上アップのカギとなるため、キャッシュレス決済を導入する出店者も増えています。
ここでは、イベント出店におけるキャッシュレス決済の必要性について詳しく見ていきましょう。

現金決済には運営負担がかかる
イベント出店では、会場ごとにブースやテントを構え、限られたスペースと人数で営業するケースがほとんどです。現金決済で対応する場合、出店のたびに釣銭を用意し、現金の保管やレジ締めまで、出店者自身で対応しなければなりません。
常設店のように専用のレジカウンターや金庫、バックヤードを備えられないことも多く、商品の提供や接客と並行して現金管理を行う負担が大きくなりがちです。
現金決済は会計ミスや機会損失につながる可能性がある
イベント出店では、現金決済によって会計ミスや機会損失が発生する可能性があります。
取り扱う商品が比較的少額だと、釣銭のやりとりが増え、数え間違いなどの会計ミスが起こりやすくなります。混雑時には現金の受け渡しに時間がかかり、レジ待ちが長くなることも少なくありません。
ブースに立ち寄ったお客さまが「会計が混んでいるからやめておこう」と購入をあきらめるケースも考えられ、売上機会を逃してしまう可能性があります。
こうした現金決済の課題に対応し、スムーズな会計と売上アップをめざすなら、イベント出店でのキャッシュレス決済導入は有効な選択肢といえるでしょう。
キャッシュレス決済の導入方法については、下記の記事をご覧ください。
キャッシュレス決済の導入方法は?選び方や流れについても紹介
イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリット
イベント出店でキャッシュレス決済を導入するとさまざまなメリットがあります。
現金決済との比較は表のとおりです。
■イベント出店におけるキャッシュレス決済と現金決済の比較
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キャッシュレス決済 |
現金決済 |
| メリット |
・会計がスムーズになる
・限られたスペースで会計できる
・釣銭を用意する手間が少ない
・業務効率化ができる
・売上アップが見込める
・衛生面であんしんできる
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・売上金がその場で手元に残る
・通信トラブルや自然災害時でも決済できる
・決済時にコストがかからない
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| 注意点 |
・初期費用や月額費用がかかる場合がある
・決済手数料がかかる
・売上金がすぐには手に入らない
・通信環境の影響を受ける
・万が一に備えた現金の用意が必要になる
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・事前に釣銭の準備が必要になる
・釣銭の渡し間違いや計算ミスのリスクがある
・現金管理の手間がかかる
・キャッシュレスに比べて会計に時間がかかり、混雑の原因になる
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イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリットから、詳しく見ていきましょう。
<イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリット>
会計がスムーズになる
イベント出店時にキャッシュレス決済を導入する大きなメリットは、会計がスムーズになることです。
イベント出店では、短時間に多くのお客さまが来場するため、会計のスピードが売上に直結します。キャッシュレス決済を導入すれば、現金の受け渡しや釣銭の数え直しが不要になり、会計にかかる時間を短縮できます。
レジの混雑が緩和され、お客さまの待ち時間も減るため、購入をあきらめてしまうケースの防止にもつながるでしょう。また、釣銭の渡し忘れや精算ミスといったヒューマンエラーも防げます。
限られたスペースで会計できる
イベント出店時にキャッシュレス決済を導入すれば、限られたスペースで会計できるといったメリットもあります。
イベント出店では、ブースやテント内のスペースが限られるため、商品の陳列や調理・接客の場所を確保したい人も少なくありません。現金決済が中心だと、釣銭の置き場や売上現金の保管場所など、会計まわりに一定のスペースが必要になります。
キャッシュレス決済を取り入れると、釣銭まわりの作業スペースを抑えられるでしょう。
特に、QRコード決済のユーザースキャン方式なら、QRコードを掲示するスペースがあれば決済が可能なため、限られたスペースを有効につかうことができます。
釣銭を用意する手間が少ない
キャッシュレス決済なら、釣銭を用意する手間を大幅にカットできるメリットもあります。
比較的少額の商品が多いイベントでは、釣銭のやりとりも頻繁に発生し、準備や管理の手間がかさみがちです。
キャッシュレス決済の比率が高まれば、用意する釣銭の金額や種類を抑えられるため、出店前の準備負担を軽減できるでしょう。さらに、現金を扱う機会が減ることで、盗難リスクの軽減にもつながります。
業務効率化ができる
イベント出店時にキャッシュレス決済を導入すれば、現金管理が不要になり、業務効率化につながります。
イベント出店では、限られた人数のスタッフで商品提供から会計、片付けまでをこなす必要があります。キャッシュレス決済を導入すれば、現金の受け渡しやレジ締め、イベント終了後の銀行への入金といった作業を減らせます。
また、売上はデータで管理できるため、売上管理の手間も軽減され、商品づくりや接客など、本来注力したい業務に時間を回しやすくなります。
売上アップが見込める
イベント出店でのキャッシュレス決済の導入は、売上アップをめざす上でも効果的です。
イベント会場では、お客さまが手持ちの現金だけで購入を判断するケースも少なくありません。現金が足りない場合、わざわざ会場を出てATMを探そうと考える人は多くないでしょう。
キャッシュレス決済に対応していれば、手持ちの現金を気にせずお買物ができるため、売上機会の損失を防ぐことが期待できます。結果として、売上アップや客単価アップにもつながる可能性があります。
マルシェでの集客力がアップした導入事例については、下記の記事をご覧ください。
d払い導入でマルシェでの集客力がアップしたセレクトショップ
衛生面であんしんできる
フリーマーケットや飲食フェス、マルシェなど、飲食物を扱うイベント出店では、衛生面への配慮が欠かせません。
現金は、さまざまな人がさわった上で受け渡されるため、「できるだけ触れたくない」と感じるお客さまもいます。キャッシュレス決済なら、現金に触れることなく決済を完了できるため、店舗側・お客さま側の双方にとって、衛生面でもあんしん感を高められるでしょう。
イベント出店時にキャッシュレス決済を導入する際の注意点
イベント出店時のキャッシュレス決済は便利な一方で、導入にあたってはいくつか注意すべき点もあります。主な注意点を見ていきましょう。
<キャッシュレス決済を導入する際の注意点>
初期費用や月額費用がかかる場合がある
イベント出店では、出店日数が限られるため、「できるだけコストを抑えたい」と考える人も多いでしょう。「d払い」のようなQRコード決済であれば、ユーザースキャン方式を選ぶことで初期費用がかからない場合もあります。
一方、複数のキャッシュレス決済に対応するために決済専用端末を用意する場合は、端末の購入費やレンタル料、月額利用料が発生することがあります。
イベント出店の規模や導入方法に合わせて、費用の内訳をあらかじめ確認しておくことが大切です。
キャッシュレス決済端末については、下記の記事をご覧ください。
キャッシュレス決済端末とは?端末機の選び方や導入方法を解説
- キャッシュレス
- QRコード決済
- スマホ決済
- 経営ノウハウ
- 個人事業主
決済手数料がかかる
キャッシュレス決済では、取引のたびに決済手数料が発生します。
1日の売上がまとまって発生するイベントでは、手数料の負担もそれなりの金額になる可能性があります。手数料率は決済サービスや契約形態によって異なるため、想定売上に応じてどれくらいのコストになるかを試算しておくとよいでしょう。
手数料が高いと、その分店舗の利益が減少してしまう可能性があるため、初期費用だけでなくランニングコストも含めて比較検討することが大切です。
d払いの手数料については、下記の記事をご覧ください
d払いの手数料はいくらかかる?導入メリットや注意点を解説
売上金がすぐには手に入らない
イベント出店で現金決済をすれば、その場で代金を受け取れますが、キャッシュレス決済では即座に手元に入るわけではありません。決済サービスごとに定められた入金サイクルに従い、売上金は後日まとめて振り込まれる仕組みです。
イベント終了直後に仕入れや次回出店の準備費用が必要な場合、入金までのタイムラグがキャッシュフローに影響する可能性があるため、資金計画には余裕を持たせておくことが大切です。
d払いの入金サイクルについては、下記の記事をご覧ください。
d払いの入金サイクルは?キャッシュレス決済の仕組みと特徴も解説
通信環境の影響を受ける
イベント会場では、来場者が集中する時間帯に通信が不安定になりやすく、キャッシュレス決済の処理に時間がかかったり、一時的に利用できなくなったりすることもあります。
屋外のマルシェやフェスなどでは、電波状況が場所によって異なる場合もあるため、出店前に会場の通信環境を確認しておくことが大切です。
決済専用端末を利用する場合は、インターネット接続が必要になることもあるため、必要に応じてモバイルWi-Fiの用意などの対策も検討しましょう。
万が一に備えた現金の用意が必要になる
イベント会場では、通信トラブルや端末の不具合、お客さまのスマートフォンの充電切れなどで、キャッシュレス決済がつかえない場面が起こり得ます。
混雑時に決済が滞ると、お客さまの待ち時間が長くなり、購入をあきらめてしまう可能性もあります。
そのため、キャッシュレス決済をメインにしつつも、一定額の現金を用意しておくことが大切です。
万が一のときでも会計を止めずに対応できるよう、現金とキャッシュレスの両方に備えておきましょう。
キャッシュレス決済の手数料については、下記の記事をご覧ください。
キャッシュレス決済の手数料はいくら?導入費用やメリットを解説
イベントでのキャッシュレス決済ならQRコード決済がおすすめ
イベント出店でキャッシュレス決済を導入するなら、手軽につかえて導入しやすいQRコード決済がおすすめです。
キャッシュレス決済には「クレジットカード決済」「デビットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」などさまざまな種類がありますが、QRコード決済はスマートフォンひとつで支払いが完了します。
QRコード決済は、現金やクレジットカードが不要で、スマートフォンでスムーズに支払いができるため、イベント来場者にとっても利便性が高い決済手段といえます。
また、出店側にとってもQRコード決済は専用端末が不要なケースが多く、低コストで導入しやすいメリットがあります。
キッチンカーにキャッシュレス決済を導入した事例については、下記の記事をご覧ください。
QRコード決済には「ユーザースキャン方式」と「ストアスキャン方式」がある
QRコード決済には、店舗側が設置したQRコードをお客さまがスマートフォンで読み取る「ユーザースキャン方式」と、お客さまのスマートフォンの画面に表示したQRコードを店舗側がスキャンする「ストアスキャン方式」の2種類があります。

このうちユーザースキャン方式なら、店舗は店頭にQRコードを掲示するだけなので、初期費用がかからない場合が一般的です。
専用端末などを設置する必要もないため、スペースに限りがあるイベント出店でも、スムーズにキャッシュレス決済を導入できます。
QRコード決済・バーコード決済については、下記の記事をご覧ください。
QRコード決済・バーコード決済の導入メリットやつかい方を解説
イベント出店でQRコード決済を導入する方法
イベント出店時にQRコード決済を導入するには、サービスを提供する決済事業者と直接契約する方法と、決済代行会社と契約する方法の2種類があります。
それぞれどのような方法なのか、具体的に見ていきましょう。
決済事業者と直接契約
導入したいキャッシュレス決済が特定のQRコードのみであれば、決済事業者と直接契約する方法がスムーズです。決済事業者と直接契約するには、サービスを提供する決済事業者へ個別に問い合わせをして、加盟店と契約を結びます。
直接契約なので、仲介業者を挟むよりも手数料は割安になることが多いでしょう。
ユーザースキャン方式を選べば、契約後、決済事業者から送られてくるQRコードを店頭に掲示するだけで、すぐにQRコード決済を開始できます。
ただし、将来的に特定のQRコード以外のキャッシュレス決済を導入する場合は、決済サービスの事業者ごとに手続きをしなければいけないため、手間がかかることに注意が必要です。
d払いの導入の流れについては、下記の記事をご覧ください。
導入の流れ(d払いへ加盟するための導入方法)
決済代行会社と契約する
複数のキャッシュレス決済を導入するのであれば、決済代行会社と契約する方法が便利です。決済代行会社を利用すると、複数のキャッシュレス決済事業者とまとめて契約できます。
さまざまな種類のキャッシュレス決済を一括して導入できるため、管理しやすい点がメリットです。
導入手続きなどにかかる手間も軽減されますが、手数料については直接契約に比べて高くなる場合があります。
また、複数のキャッシュレス決済を導入する場合は、一般的に、決済専用端末の設置が必要になります。決済代行会社によっては端末のレンタルに対応していることがあるため、問い合わせてみるとよいでしょう。
イベント出店時にキャッシュレス決済を導入するなら、d払いを検討しよう
イベント出店時にキャッシュレス決済を導入すると、スムーズな会計、業務効率化、売上アップなど、さまざまなメリットがあります。限られたスペース、人数で多くのお客さまに対応しなければいけないイベント出店では、キャッシュレス決済の必要性が非常に高いといえるでしょう。
キャッシュレス決済にはさまざまな種類がありますが、イベント出店と相性がよいのは、スマートフォンをつかったQRコード決済です。QRコード決済でユーザースキャン方式を選べば、QRコードを掲示するだけで、すぐにキャッシュレス決済を導入できます。
イベント出店でQRコード決済を導入するなら、d払いがおすすめです。d払いなら1億人以上のdポイントクラブ会員に店舗の存在をアピールでき、集客・売上アップが見込めます。
イベント出店にあたり、キャッシュレス決済を導入する場合は、ぜひd払いをご検討ください。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。