2024年5月10日
d払いの導入で、現金の取扱いが楽になった飲食店
導入事例
本記事は、新宿にある居酒屋「釜焼鳥本舗おやひなや」を経営する久松さんに、d払いを導入したきっかけ、導入してみての成果やメリットについてうかがいました。
店舗情報
店名:釜焼鳥本舗おやひなや 新宿西口大ガード店
店舗情報:東京都新宿区西新宿7-10-19 B1F
URL:https://oyahinaya-ooguard.com/
業種:飲食業
(2024年2月取材時の情報となります)
「新宿駅」西口から徒歩3分ほどにある居酒屋。創業者の故郷である香川県の郷土料理である「骨付鳥」が名物のほか、同じく地元四国の人気メニューである讃岐うどんや地酒などを取り揃えています。
店舗情報
店名:釜焼鳥本舗おやひなや 新宿西口大ガード店
店舗情報:東京都新宿区西新宿7-10-19 B1F
URL:https://oyahinaya-ooguard.com/
業種:飲食業
(2024年2月取材時の情報となります)
「新宿駅」西口から徒歩3分ほどにある居酒屋。創業者の故郷である香川県の郷土料理である「骨付鳥」が名物のほか、同じく地元四国の人気メニューである讃岐うどんや地酒などを取り揃えています。
記事内容のまとめ
d払い導入の目的
常連客からのニーズ
経営者仲間から評判を聞いた
キャンペーンで決済手数料が無料だった
d払い導入後の変化
現金を用意しておく手間が減った
現金取扱いによるリスクが軽減
20代後半から50代前半までの男性会社員が中心の飲食店
――まずはお店の特徴について聞かせてください。
僕の出身地である香川県では、多くの人に知られている讃岐うどんと、もうひとつ肩を並べ、2大名物といわれているメニューがあります。塩、コショウ、にんにくといったスパイスをまぶし、丸一日漬け込んだ鳥のもも肉を専用のオーブンで焼き上げる「骨付鳥」です。
骨付鳥には、肉の種類が2種類あります。生後30日以内の若鶏と、生まれてから3か月から半年ほどの親鶏です。若鶏はやわらかくてジューシー、親鶏は地鶏のような歯応えがあるのが特徴です。
当店ではこの骨付鳥をメインメニューに、讃岐うどんも含めた四国の各種名物や、地酒を取り揃えています。
――来店されるお客さまの人数や特徴について教えてください。
平均して月2,000人ほどのお客さまが来店されます。20代後半から50代前半までの男性サラリーマンが中心で、客単価は3,500~4,000円ほどです。
多くのお客さまから骨付鳥をご注文いただき、お肉を直接手で持ってかぶりつき、ビールを豪快に飲む。このようなスタイルを好んでくれる人が、常連さんになってくれています。
常連客からの要望が導入のきっかけ
――d払いを導入した理由を教えてください。
創業から10周年を迎えましたが、クレジットカードは当初から導入していました。その後、d払いなどのQRコード決済が浸透していったのと併せて、その都度導入していった感じです。
d払いは今でも実施しているようですが、サービスが開始されたばかりの頃は、決済手数料無料といったキャンペーン※をよく展開していましたよね。経営者としてこれはメリットが大きいと感じ、導入を決めました。
d払いで実施のお得なキャンペーン
――導入手続きなどは難しくなかったですか?
思ったよりスムーズでした。僕らがやったことは、会社の経理窓口の情報を伝えるだけ。
しばらくしてQRコードが印字されたキットが送られてきて、後は担当営業さんが直接店に来てくださり、決済できるかどうかを確認して、そのまま利用開始となりました。
――d払いも含めた、現在のキャッシュレス決済の割合を教えてください。
キャッシュレス決済の利用者は年々増えており、現在は昼も夜も現金払いと同じ程度にまでなっています。そのなかで、クレジットカードを利用する方は6割ほどだと思います。
――こちらのお店も含め、いくつもの飲食店を経営されていらっしゃいますが、キャッシュレス決済を利用するお客さまの特徴などがありましたら教えてください。
同じ形態の店でも、エリアによって利用されるサービスが異なる傾向がありますね。エリアだけでなく、予約時につかうWebサービスも関係していると思います。飲食店の検索・予約サイトはいくつもありますが、紐づくポイント制度や決済サービスが異なるからです。
ただ、総じて言えることは、お客さまはいかに支払いが安くなるか、ポイントが多くたまるか。この2点に着目して、決済サービスを選んでいるように思います。
現金取扱いによるリスクが軽減
――キャッシュレス決済を導入したことによる、メリットや変化を教えてください。
大幅なポイント還元といったキャンペーンが実施された際に、常連さん以外のお客さまも来店してくださることです。キャンペーンは本当にありがたいので、もっとやってほしいですね。
あとは、銀行に入金しに行ったり、銀行で釣銭を用意したりする手間や負担が減りました。レジでの対応時間も、現金と比べるとキャッシュレス決済の方が短くなったと感じています。それに、現金を取り扱うことにはリスクもあると考えています。
――現金を取扱うリスクとは、具体的にどういったことでしょう?
現金だとどうしても、会計の数字と合わない場合が出てきますし、盗難というリスクも常につきまとうからです。
実はこの店でも以前、泥棒に入られて数百万円の被害が出たことがありました。日頃から注意はしていたんですが、おそらくプロの犯行だったようで防ぎきれませんでした。現金がなくなれば、このようなリスクはゼロになりますからね。
――反対に、導入したことによるマイナス面や改善点などがありますか?
やっぱり、決済手数料は大きな負担です。我々のような飲食業は、原価率が経営において重要な指標となります。
今、食材や水道光熱費、そのほかの経費など、あらゆるものが高騰していますから、決済手数料の負担は気になりますね。
――何か対応策などは打っていますか?
決済手数料に限ったことではありませんが、実は少し前に原価率の上昇分をメニューの価格に反映、つまり値上げを行いました。店が継続できなくなってしまっては、それこそ本末転倒ですからね。
お店の未来のために導入を
――本日はありがとうございました。最後に、d払いの導入を検討している人にメッセージをいただけますか?
おそらくいずれは、オールキャッシュレスとなる時代がくると思っています。実際、すでにそのような店舗もありますしね。オールキャッシュレスが実現した際には、現金の取扱いに生じていた手間やリスクがゼロになると考えています。そのような未来に向けての準備として、d払いを導入してはいかがでしょうか。
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