d払い

2025年4月30日

現金を扱うコストを削減し、お客さまからも好評を得た老舗和菓子店

本記事では、南青山で「菓匠 菊家」を営む秋田さんに、d払いを導入したきっかけ、実際に導入した成果やメリットについてうかがいました。

店舗情報

業種:小売業
店名:菓匠 菊家
住所:東京都港区南青山5-13-2 菊家BLDG 9F
URL:https://www.ycraft.co.jp/kikuya/
(2025年1月取材時の情報となります)

東京メトロ「表参道駅」から徒歩約5分の場所にある老舗和菓子店。1935年創業以来、東京・南青山の地で、和菓子の製造販売を行ってきました。特に茶道関係者から長く愛されており、上生菓子や御干菓子を多数取り揃えています。なかでも代表作「瑞雲」は、遠方から足を運ぶお客さまも多い逸品。

    店舗情報

    業種:小売業
    店名:菓匠 菊家
    住所:東京都港区南青山5-13-2 菊家BLDG 9F
    URL:https://www.ycraft.co.jp/kikuya/
    (2025年1月取材時の情報となります)

    東京メトロ「表参道駅」から徒歩約5分の場所にある老舗和菓子店。1935年創業以来、東京・南青山の地で、和菓子の製造販売を行ってきました。特に茶道関係者から長く愛されており、上生菓子や御干菓子を多数取り揃えています。なかでも代表作「瑞雲」は、遠方から足を運ぶお客さまも多い逸品。

      記事内容のまとめ

      d払い導入のきっかけ

      コロナ禍に、現金にふれたくないと考えるお客さまが増加したため

      現金を持たずに来店されるお客さまが多かったため

      d払い導入後の変化

      現金を扱う機会が減り、両替の手間が削減

      機会損失の防止

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      茶道関係者に愛される老舗の和菓子店

      ――まずは、お店の特徴について聞かせてください。

      当店は1935年創業の和菓子店で、私が三代目になります。暖簾分けはしておらず、支店も持たずに、創業以来ずっと青山の地で営業を続けてきました。現在は、2021年に建設した「菊家ビル」の9階に店舗を構え、お菓子はすべて店舗内で製造しています。

      当店の特徴は、昔からお茶席用の和菓子を中心に取り扱っていることです。特に生菓子の種類が豊富で、季節に合わせて約2週間ごとにデザインを変更しています。通年で販売しているのは当店を代表する「瑞雲」や「菊かげ最中」、「利休まんじゅう」などですね。お茶席で提供される和菓子のほとんどは、オーダーメイドでお作りしています。

      ――ビルの9階に店舗を構えるのは、和菓子店として珍しいですね。

      そうですね。全国的にもあまり例がないと思います。9階に店舗を構えたのは立地の関係ですが、路面店と比べると、ふらりと立ち寄るお客さまは少なくなります。昔であれば、9階で和菓子店を営業するのは難しかったかもしれません。

      しかし、インターネットで情報が簡単に共有できる今の時代、店舗の場所はそれほど大きな問題ではないと考えています。当店では、業界内でも早い時期からWebサイトの運営やSNSの活用に力を入れてきました。以前は、商品のデザインが模倣されるのを防ぐため、店内での撮影をお断りしていましたが、今ではむしろ積極的に撮影していただき、口コミで広めてもらえたらと考えています。

      ――どのようなお客さまが多いのでしょうか?

      お客さまの割合は、一般の方が約7割、政財界や茶道関係の方が約3割といったところです。年齢層も幅広く、若い方からシニア層までお越しになります。男女比に偏りはなく、近年ではインバウンドのお客さまも増えています。

      ――常連のお客さまと新規のお客さまの割合はどれくらいですか?

      おおよそ半々くらいですね。常連のお客さまには、青山近辺にお住まいの方が多いようです。一方、新規のお客さまは、SNSなどで当店を知り、来店されるケースが多く、特にお盆や年末などの休暇シーズンには、遠方から訪れるお客さまも増えます。

      キャッシュレス決済導入の理由はコロナ禍と土地柄

      ――d払いを導入した理由を教えてください。

      当店でd払いを導入したのは、2022年10月のことです。きっかけは、d払いの営業担当者の方からご連絡をいただいたことでした。ただ、当店がキャッシュレス決済自体を導入したのも2021年1月と比較的最近のことです。

      ――ということは、それ以前は現金決済のみだったのでしょうか?

      はい。このビルを建てたことを機に、まずはクレジットカード決済に対応しました。それまで現金のみだった当店がキャッシュレス決済を導入した理由は、大きく2つあります。

      1つ目は、コロナ禍の影響です。現金の受け渡しを避けたいと考えるお客さまが増えたことで、キャッシュレス決済の必要性を感じるようになりました。

      もう1つの理由は、青山という土地柄です。当店のお客さまには、青山近辺にお住まいの人が多いのですが、現金を持たずに外出されることが少なくありません。実際、青山エリアではキャッシュレス決済を導入している店舗が多く、お客さまからも「キャッシュレス決済を使えるようにしてほしい」との声をいただいていました。そこで、これを機に導入を決めました。

      ――青山という土地柄もあったわけですね。

      そうですね。一般的な和菓子屋さんは、まだ現金のみ対応というお店も少なくないと思います。

      ――クレジットカードに対応してから1年半後にd払いを導入したわけですが、営業担当者から話を聞いたときの印象はいかがでしたか?

      実は、d払いを導入する1年ほど前から、別のQRコード決済を導入していました。店舗スタッフもQRコード決済に慣れてきており、オペレーションも整っていたため、「もう1つくらい決済手段を増やしても問題ないだろう」と考えました。

      何より、決済方法が増えることはお客さまにとってもメリットになります。

      ――キャッシュレス決済の利用率についてはいかがでしょうか?

      現金とキャッシュレス決済の利用率は、おおよそ半々です。さらに、キャッシュレス決済の内訳としては、他社のQRコード決済が約6割、クレジットカードが約3割、d払いが約1割といったところでしょうか。

      ――ということは、全体の5%がd払いを使うお客さまというわけですね。

      そうですね。d払いは、特にドコモユーザーのお客さまによく利用されています。特に年配の方はドコモユーザーの割合が高いため、他社のQRコード決済と比べて利用者の年齢層がやや高めな印象です。

      実は、年配のお客さまの中には、当店でキャッシュレス決済の練習をされる方もいらっしゃるんですよ。

      ――練習というと?

      QRコード決済を使い慣れていない方の中には、試してみたいと思いながらも、コンビニなどでは使い方を尋ねにくく、後ろに並んでいるお客さまを気にして焦ってしまうことがあるようです。

      その点、当店では、スタッフにゆっくりとQRコード決済の方法を聞きながらお会計ができます。「当店でQRコード決済に慣れておけば、コンビニなどでも焦らずに使えるようになる」と、安心して練習されるお客さまもいらっしゃいます(笑)。

      機会損失を防いで、売上にも好影響

      ――d払いを導入したことによるメリットや導入効果について、教えてください。

      キャッシュレス決済全般にいえますが、1つは現金を扱わなくていいことです。現在、釣銭を用意するための両替にも手数料がかかりますし、銀行に足を運ぶ手間も決して小さくありません。そのように考えると、キャッシュレス決済の手数料は、むしろ必要なコストとして受け入れられるものだと思います。

      もちろん、現金決済が完全になくなるわけではありませんが、キャッシュレス決済が増えれば、釣銭を用意する頻度を減らせますからね。

      ――売上への影響などはありましたか?

      はい、あります。先程お話ししたように、青山周辺では現金を持たずに買い物をされる人が多くいらっしゃいます。もしキャッシュレス決済に対応していなければ、せっかくご来店いただいても、ご購入いただけないケースが発生してしまいます。
      実際、以前はお客さまが近くのコンビニまでお金を下ろしに行かれたこともありましたし、「それなら結構です」とそのまま帰られてしまったこともありました。キャッシュレス決済に対応したことで、このような機会損失を防げるようになり、売上にも確実に良い影響が出ています

      ――現金を持っておらず、購入を諦めて帰ってしまうお客さまは、どれくらいいらっしゃったのでしょうか?

      月に2、3人はいらっしゃったと思います。それがなくなっただけでも、キャッシュレス決済を導入した意義は大きいと感じています。

      和菓子業界もキャッシュレス化でさらなる利便性を

      ――本日はありがとうございました。最後に、今後の展望と、d払いの導入を検討されている方へメッセージをお願いします。

      和菓子業界では、いまだに現金決済のみの店舗も少なくありません。「現金だけで問題なく運営できているから、新しいことをする必要はない」と考えているお店も多いかもしれません。しかし、今の時代、そのままでは確実に取りこぼしているお客さまがいるはずです。

      また、コロナ禍を経て、現金の受け渡しを避ける傾向は今後も続くと考えられます。お客さまの利便性を考えるなら、少しずつでもキャッシュレス決済を導入していくことをおすすめします。

      ※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

      ※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス(決済システム利用料、サービス名称、費用等)と異なる場合がございます。

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