d払い

2023年1月20日

ECサイトの決済サービスにはどんな種類がある?d払いで未回収リスクを回避!

QRコード決済

スマホ決済

ECサイトを運営している事業者は、決済方法を充実させたいと考えているのではないでしょうか。銀行振込や代金引換、後払いなどを利用すればクレジットカードがなくても支払いができますが、代金未回収リスクが発生するほか、入金を確認する必要もあります。

本記事ではECサイトで利用できる決済方法を確認した上で、代金未回収リスクを回避できるd払いについて解説します。d払いなら、クレジットカードがなくてもキャッシュレス決済が可能です。

キャッシュレス・後払い決済の現状とは

消費者庁の調査によると、オンラインショップで利用されている支払い方法の大部分をキャッシュレス決済が占めています。最も多く利用されている支払い方法はクレジットカード(84.9%)で、次いでQRコード決済(47.6%)となっています。

オンラインショップで利用した支払い方法

クレジットカードを持っていない人や、またはカード番号を入力したくない人は後払い決済を利用しています。この1年間の利用率は12.2%と決して高くはありませんが、現在も約5人に1人(19.8%)は事前審査が不要で、簡単に利用できる後払い決済を利用しているようです。

後払い決済の未回収リスクとは

上記のアンケート調査から、ECサイトなどでネットショッピングを行う場合、約5人に1人は後払い決済を利用していることがわかりました。後払い決済を導入することで、クレジットカードを利用していない人も商品を購入できるようになりますが、代金回収サービスを利用していない場合は、商品代金の未回収リスクが発生します。

自社で代金回収を行う場合はメールや電話による督促業務が発生するほか、入金確認の手間が生じるため社員の負担が大きくなります。後払い決済を導入する場合は代金回収サービスを利用するか、ECサイトでも利用できるキャッシュレス決済を導入するのがおすすめです。

ECサイトで利用できる決済方法は全部で6種類

ECサイトで利用できる決済方法は、以下の6種類です。

  • クレジットカード決済
  • キャリア決済
  • 銀行振込
  • ID決済
  • 代金引換
  • 後払い決済

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

クレジットカード決済

クレジットカード会社が、お客さまが購入した商品の代金を立替えて支払う方法です。オンライン決済のなかで最も利用されており、海外からのお客さまも利用しやすいため、できるだけ導入しておきたい決済手段です。

キャリア決済

携帯電話の利用料金と合算して代金を支払う方法です。クレジットカードを利用せずに商品を購入できるため、若年層の利用が見込めるでしょう。

d払いを導入する場合は、ドコモの回線契約があるお客さまによる「電話料金合算払い」の利用が見込めます。お客さまは支払い方法を選択して4桁のパスワードを入力すれば決済が完了するため、簡単にネットショッピングが行えます。

銀行振込

ECサイトが指定した銀行口座にお客さま自身で入金する方法です。広く普及している決済方法であるため、幅広い年代の方が利用しやすくなっています。ただし、口座への入金を確認する作業が生じるため、多くの商品を出品している事業者はほかの決済方法を導入することをおすすめします。

ID決済

決済サービスのIDを利用して代金を支払う方法です。海外では「チェックアウトサービス」と呼ばれており、ペイメントサービスのIDとパスワードを入力することで決済ができます。

ID決済を導入すると、お客さまは面倒な入力が不要になるため利便性が向上します。なおドコモの回線契約がないお客さまがd払いを利用する場合は、キャリア決済ではなくID決済となります。

代金引換

商品の到着時に代金を支払う方法です。対面で商品の引渡しと同時に代金を回収できるため、代金未回収リスクがありません。代金引換を導入することで、クレジットカードを利用していないお客さまの購入も見込めます。

後払い決済

商品代金を後日支払う方法です。クレジットカードを持っていない方や、カード番号を入力したくない方でも利用できます。後払い決済を導入する場合は代金未回収のリスクが発生するため、代金回収サービスとあわせて利用することをおすすめします。

未回収リスクを回避するためにはd払いがおすすめ

未回収リスクを回避できるキャッシュレス決済は、以下のとおりです。

  • クレジットカード決済
  • キャリア決済
  • ID決済

これらのキャッシュレス決済では各社が未回収リスクを負うため、代金未払いによる督促や入金確認は不要です。では、どのような基準で導入するキャッシュレス決済を選べばよいのでしょうか。

本記事ではECサイトに導入すべきキャッシュレス決済として、d払いをおすすめします。d払いを導入することで支払いに必要な情報の入力が不要になるため、お客さまの利便性が向上するからです。お客さまの利便性が向上するとECサイトの評価も上がるため、リピート率向上にもつながります。

d払いとは?仕組みについても解説

d払いは、ドコモが運営する決済サービスです。ドコモの回線契約があるお客さまがECサイトでd払いを利用する場合は面倒な申込みが不要で、4桁のパスワードを入力するだけで簡単に決済ができます。ドコモの回線契約がないお客さまも、dアカウントにログインすることでd払いを利用できます。

ECサイトにd払いを導入するメリット

ECサイトにd払いを導入するメリットは、以下のとおりです。

  • クレジットカードがなくても利用できる
  • dポイントによる集客・売上の向上が見込める
  • 代金未回収リスクがない

クレジットカードがなくても利用できる

d払いを導入することで、クレジットカードの利用に不安を抱いているお客さまや、代引きやコンビニ払いを面倒に感じているお客さまの利便性の向上が見込めます。

d払いであればコンビニエンスストアや銀行口座、ATMからクレジットカードを利用せずにd払い残高にチャージできるほか、ドコモの回線契約があるお客さまであればキャリア決済(携帯電話料金合算払い)も利用できます。

dポイントによる集客・売上の向上が見込める

d払いを導入することで、ドコモの共通キャンペーンやドコモメディアからの集客が期待できます。メールマガジンやプッシュ通知などによって、約9,040万人のdポイント会員に対してアプローチできるからです。

実際にd払いを導入している店舗では、d払いのキャンペーンによって通常の約6倍の集客効果があったといいます。d払いが実施しているキャンペーンと店舗独自のキャンペーンが同時に実施されているタイミングで、高単価商品の購入が増えたようです。集客に苦労している場合、dポイントによる集客が見込める点は大きなメリットといえるでしょう。

代金未回収リスクがない

d払いでは「立替払いモデル」を採用しており、代金未回収リスクは原則としてドコモが負担します。後払い決済で発生していた代金未回収リスクがなくなるため、従業員の負担を軽減することができます。立替払いモデルの利用に伴う手数料は発生しないためECサイトの負担はなく、あんしんして導入できます。

まとめ

本記事ではECサイトに導入できるキャッシュレス決済や、クレジットカードに不安を抱いているお客さまでも便利に利用できるd払いについて解説しました。

d払いを導入することでECサイトの利便性が向上するだけでなく、dポイントによる集客・売上アップも見込めます。d払い導入の効果を試してみてはいかがでしょうか。

※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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よくあるご質問

  • ECサイトで利用できる決済方法は?

    ECサイトで利用できる決済方法は、クレジットカード決済、キャリア決済、銀行振込、ID決済、代金引換、後払い決済などが利用できます。それぞれに特徴があるため、理解した上で使い分けることが大切です。詳しくはこちらをご確認ください。

  • 後払い決済の未回収リスクとは何ですか?

    後払い決済を導入することで、クレジットカードを利用していない人も商品を購入できるようになりますが、代金回収サービスを利用していない場合は、商品代金の未回収リスクが発生します。自社で代金回収を行う場合はメールや電話による督促業務が発生するほか、入金確認の手間が生じるため社員の負担が大きくなります。

  • ECサイトにd払いを導入するメリットは?

    d払いを導入することで、クレジットカードがなくても利用ができ、代引きやコンビニ払いを面倒に感じているお客さまの利便性の向上が見込めたり、ドコモの共通キャンペーンやドコモメディアからの集客が期待できます。また、d払いでは「立替払いモデル」を採用しており、代金未回収リスクは原則としてドコモが負担します。詳しくはこちらをご確認ください。

執筆者プロフィール

三浦雅也さん

三浦 雅也

CFP(R)/ファイナンシャル・プランナー/ライター
大学卒業後、難しい用語を使わずにわかりやすくお金の知識を伝えたいと考え、独立系のFP事務所、保険会社での勤務を経てファイナンシャル・プランナー、ライターとして独立。現在は執筆活動を中心に行っており、クレジットカード、保険、税金に関する記事を執筆している。

https://fp-right.com
https://twitter.com/jagu_244

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