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2023年1月20日

小売店・小売業でキャッシュレス決済を導入するメリットは?

キャッシュレス

経営ノウハウ

個人事業主

小売店・小売業の事業者は、キャッシュレス決済を導入すべきか悩んでいるのではないでしょうか。導入するメリットについては理解しているものの、初期費用や手数料が気になりますよね。

スマートフォンを利用したQRコード決済であれば、初期費用を抑えることができます。本記事では、小売店・小売業でキャッシュレス決済を導入するメリットや注意点について解説します。

キャッシュレス決済とは

現金を使わずに代金を支払う方法のことです。キャッシュレス決済にはクレジットカードや電子マネー、QRコードなどさまざまな方法があります。

日本は韓国や中国と比べるとキャッシュレス決済の導入が遅れているといわれていますが、政府がキャッシュレス決済を推進していることもあり、利用者や利用できる店舗が増えています。

キャッシュレス決済はどのぐらい利用されている?

経済産業省の調査によると2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%となっており、10人中約3人がキャッシュレス決済で支払いを行っていることがわかります。2012年のキャッシュレス決済比率が15.1%だったことを考えると、キャッシュレス決済が広く普及してきているといえるでしょう。

また、経済産業省が行った「キャッシュレス決済実態調査アンケート」によると、中小事業者1,189社のうち、7割がキャッシュレス決済を導入しています。業種別導入状況を見ると、食品小売業では78.8%が導入しているという結果になっています。

先ほどの調査「2021年のキャッシュレス決済比率」で、キャッシュレスによる支払いは3割程度であることがわかりましたが、アンケート結果を見ると多くの業種でキャッシュレス決済に対応できるよう準備を進めているようです。

クレジットカードやQRコード決済は半数以上の事業者が導入していますが、電子マネーの導入は約4分の1です。

キャッシュレス決済の導入状況は、以下のとおりです。

  • キャッシュレス決済:72%
  • クレジットカード:55%
  • QRコード決済:55%
  • 電子マネー:25%

小売店・小売業におすすめのキャッシュレス決済の種類

小売店・小売業におすすめのキャッシュレス決済の種類は、以下のとおりです。

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済

クレジットカード

キャッシュレス決済のなかで、最も普及している支払い方法です。店舗に導入する場合は決済端末を導入することになりますが、最も利用されているキャッシュレス決済であるため、できるだけ利用できるようにしておいた方がよいでしょう。

電子マネー

ICカードやスマートフォンにチャージした残高を利用して、代金を支払う方法です。電子マネーを導入する場合は、タッチ決済に対応した端末を準備する必要があります。導入後は、ICカードやスマートフォンをかざすだけで決済が完了できます。

QRコード決済

スマートフォンのアプリを利用して代金を支払う方法です。QRコード決済には、お客さまから提示されたスマートフォンの画面を店舗側で読み取る「ストアスキャン方式」と、お客さまが店舗に設置してあるQRコードを読み取る「ユーザースキャン方式」があります。

キャッシュレス決済の導入費用を抑えたい場合は、ユーザースキャン方式をおすすめします。ストアスキャン方式では決済端末が必要ですが、ユーザースキャン方式は無料で導入できることが多いためです。

小売店・小売業がキャッシュレス決済を導入するメリット

小売店・小売業がキャッシュレス決済を導入するメリットは、以下のとおりです。

  • 会計にかかる時間を短縮できる
  • 売上をデータで管理できる
  • 新たな顧客の集客が見込める

会計にかかる時間を短縮できる

キャッシュレス決済を導入することにより、会計にかかる時間を短縮できます。電子マネーであれば決済端末にかざすだけ、QRコード決済であればスマートフォンのアプリを店員に提示、または店舗のQRコードを読み取るだけで会計を行えます。

特に小売店・小売業ではレジ待ちの解消が課題となるため、キャッシュレス決済を導入するメリットが大きいといえるのではないでしょうか。

売上をデータで管理できる

1日の売上をデータで管理できることも、キャッシュレス決済のメリットの一つです。レジ締めにかかる時間が軽減できるほか、売上データをマーケティング戦略にも活用することもできます。

キャッシュレス決済を導入しても、現金による決済がなくなることはないでしょう。しかし、少しでもキャッシュレス決済が増えれば、売上データの管理は容易になるはずです。

新たな顧客の集客が見込める

キャッシュレス決済を導入することにより、新たな顧客の集客が見込めます。キャッシュレス決済を提供する会社が行っているクーポンの配布やキャンペーンにより、店舗の存在を顧客にアピールすることができます。

d払いでは、加盟店が利用できる「集客・販促プログラム」を提供しており、ポイントボーナスチケットの掲載や特別メッセージの送付により、顧客へアプローチすることができます。d払いの集客・販促プログラムについては、後で詳しく解説します。

小売店・小売業がキャッシュレス決済を導入する際の注意点

小売店・小売業がキャッシュレス決済を導入する際の注意点は、以下のとおりです。

  • 決済端末を導入する場合は初期費用がかかる
  • 決済手数料がかかる
  • 売上の入金に時間がかかる

決済端末を導入する場合は初期費用がかかる

導入するキャッシュレス決済によっては、初期費用がかかります。クレジットカード決済や電子マネーを導入する場合は、決済端末が必要となるためです。

初期費用は使用する決済端末や導入する会社によって異なりますが、1〜5万円を目安にするとよいでしょう。初期費用としてではなく、月額利用料や決済手数料に上乗せして支払う場合もあります。初期費用を抑えてキャッシュレス決済を導入したい場合は、QRコード決済のユーザースキャン方式をおすすめします。

決済手数料がかかる

キャッシュレス決済を導入する場合は、売上の一部を決済手数料として支払うことになります。決済手数料は利用するサービスや業種、店舗の規模によって異なりますが、平均すると売上金の約3%です。

決済手数料を負担に感じるかもしれませんが、決済手数料以上にメリットがあることも事実です。まずはキャッシュレス決済を導入して、効果を体感してみてはいかがでしょうか。

現在、d払いでは決済手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。Webサイトから新規で申込んだ場合、決済手数料2.6%*1が無料になるため、この機会にd払いを体験してみるとよいでしょう。

キャンペーンの詳細はこちらからご確認ください。

*1 メルペイとの共通のQRコード決済を利用した場合。

売上の入金に時間がかかる

キャッシュレス決済を導入する場合は、売上の入金サイクルに注意しましょう。こちらも利用するサービスによって異なりますが、売上の入金が月1回または2回になる場合があります。できるだけ早い入金が必要な場合は、入金サイクルが短いサービスを導入することをおすすめします。

キャッシュレス決済ならd払いがおすすめ

d払いの導入をおすすめする理由は、以下のとおりです。

  • dポイントユーザーによる集客・売上アップが見込める
  • ドコモのスーパー販促プログラムを利用できる

dポイントユーザーによる集客・売上アップが見込める

d払いを導入することにより、集客・売上アップが見込めます。d払いなら約9,040万人のdポイントユーザーに店舗の存在をアプローチできるからです。またdポイントは年間2,700億ポイント以上が利用されているため、dポイントを保有しているお客さまによる売上アップも見込めます。

ドコモのスーパー販促プログラムを利用できる

ドコモは、d払いの加盟店を対象とした「スーパー販促プログラム」を提供しています。スーパー販促プログラムとはdポイント会員基盤を活用した法人向けプログラムのことで、集客や分析、利用単価アップといった施策ができるようになります。

スーパー販促プログラムのメリットは、以下のとおりです。

  • d払いを利用したお客さまのデータをストックできる
  • ストックしたデータをもとに最適なアプローチを行えるようになる
  • d払いユーザーへチラシやメッセージを送れるようになる

スーパー販促プログラムの詳細はこちらからご確認ください。

d払いを店舗に導入する手順は?

d払いを店舗に導入する手順は、以下のとおりです。

1. Webサイトから申込む
2. メールで届く審査結果を待つ
3. 店舗用ステッカーなどのスタートキットが届くと利用を開始できる

d払いなら、簡単な3ステップで店舗にQRコード決済を導入できます。Webサイトからの申込みは最短5分で完結するため、いつでもd払いがはじめられるように準備を進めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

これからキャッシュレス決済を導入する場合は、初期導入費用や決済手数料を負担に感じるかもしれません。しかし、実際に導入してみるとキャッシュレス決済の利便性を感じるかと思われます。

小売店・小売業ではキャッシュレス決済を導入することで、レジ待ちの解消やレジ締めにかかる負担軽減などのメリットを享受できます。まずは店舗に導入して、効果を体感してみてはいかがでしょうか。

※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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よくあるご質問

  • 小売店・小売業がキャッシュレス決済を導入するメリットは?

    キャッシュレス決済を導入することにより、会計にかかる時間を短縮できます。小売店・小売業ではレジ待ちの解消が課題となるため、キャッシュレス決済を導入するメリットは大きいです。また、売上をデータで管理したり、クーポンの配布やキャンペーンにより、店舗の存在を顧客にアピールすることができます。詳しくはこちらをご確認ください。

  • 小売店・小売業におすすめのキャッシュレス決済は?

    キャッシュレス決済のなかで最も普及しているクレジットカード決済や、ICカードやスマートフォンにチャージして代金を支払う電子マネー決済、QRコード決済などがおすすめです。店舗に導入する場合は決済端末を導入することになりますが、利用率の高いキャッシュレス決済は利用できるようにしておいた方がよいでしょう。詳しくはこちらをご確認ください。

  • 小売店・小売業がキャッシュレス決済を導入する際の注意点は?

    導入するキャッシュレス決済によっては、初期費用がかかります。初期費用は使用する決済端末や導入する会社によって異なりますが、1〜5万円を目安にするとよいでしょう。また、売上の一部を決済手数料として支払うことになります。利用するサービスによっても異なりますが、売上の入金サイクルにも注意しましょう。詳しくはこちらをご確認ください。

執筆者プロフィール

三浦雅也さん

三浦 雅也

CFP(R)/ファイナンシャル・プランナー/ライター
大学卒業後、難しい用語を使わずにわかりやすくお金の知識を伝えたいと考え、独立系のFP事務所、保険会社での勤務を経てファイナンシャル・プランナー、ライターとして独立。現在は執筆活動を中心に行っており、クレジットカード、保険、税金に関する記事を執筆している。

https://fp-right.com
https://twitter.com/jagu_244

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