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2025年3月14日

Amazonとdポイントのアカウント連携やd払いのメリットを解説

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Amazonとドコモの提携強化によって、2024年からAmazonでの支払いでdポイントがたまる・つかえるようになりました。利用者だけでなく、店舗にとってもビジネスチャンスの拡大につながる可能性があるといえるでしょう。
ここでは、dアカウントとAmazonアカウントを連携させる手順やメリット、店舗にとってのd払いの導入メリットについてもご紹介します。

Amazonでdポイントがたまる・つかえる

2024年4月10日(水)、Amazonとドコモはより付加価値の高いサービスの提供をめざし、ポイントサービスにおける協業をスタートさせました。これにより、ドコモの回線契約の有無にかかわらず、Amazonでのお買物でdポイントがたまる・つかえるようになりました(※1)。これまでと同様にAmazonポイントもたまるので、Amazonポイントとdポイントをダブルでためることも可能です(※2)。

※1 Amazonギフトカードやその他金券類、デジタルコンテンツ、Amazonプライムの会費などはdポイント進呈・利用の対象外となります。

※2 Amazonポイントの進呈・利用の対象外となる商品等が一部あり、Amazonポイントとdポイントの両方がたまらない・つかえない場合もあります。

Amazonでdポイントがたまる・つかえるようにするにはアカウントの連携が必要

Amazonでdポイントをためる・つかうには、dアカウントとAmazonアカウントの連携が必要です。dアカウントやAmazonアカウントをすでに持っている人は、連携手続きをするだけで、すぐにAmazonでdポイントがたまる・つかえるようになります。

また、dアカウントやAmazonアカウントは、誰でも無料で作成が可能です。dアカウントは、ドコモの回線契約の有無を問わず作成できます。また、これまでAmazonを利用したことがない人は、Amazonのサイトから必要情報を登録すればAmazonアカウントを作成できます。
新規でdアカウントを作成する方法については、下記のページをご覧ください。
新規作成ガイド

Amazonでお買物をする際に、dアカウントを作成して連携すれば、誰でもすぐにdポイントをためる・つかうことができます。Amazonでの1決済5,000円(税込)以上のお買物で、1%分のdポイントがたまります(※3)。

※3 1決済あたりの進呈上限100ポイント。

ドコモの回線契約があれば、Amazonプライム登録でdポイントがたまる

dポイントは、ドコモの回線契約がある人ならさらにお得にためることができます。
ドコモの回線を契約している人が、ドコモの店頭やオンラインの専用ページにおける手続きを通してAmazonプライムの登録をすると、毎月120ポイントのdポイント(期間・用途限定)還元を受けることが可能です。
また、ドコモからAmazonプライムの登録をした人が、eximoやahamo、ギガホを契約していれば+1%、60歳以上なら+1%が、Amazonでのd払い利用時にたまるdポイントに上乗せされます。
もちろん、ドコモの回線契約がある人がAmazonでのお支払いにd払いを利用すると、0.5%のdポイントもたまります。

■ドコモの回線契約がある場合、条件に応じて加算されるdポイント還元率

※1 1決済あたりの進呈上限100ポイント ※2 Amazonプライム会費・電子書籍等の対象外商品有、決済手段制限有、dアカウント事前連携要、その他詳細はこちら ※3 100円(税込)ごと月100ポイントまで ※4 進呈するdポイントは期間・用途限定 ※5 Amazonプライム会費・電子書籍等の対象外商品有、ドコモ経由でのAmazonプライム&回線契約(対象プランに限る)の両方が決済時に有効な場合が対象、詳細はドコモHPで ※6 電話料金合算払いからの支払いのみご利用可 ※7 200円(税込)につき1ポイント ※8 Amazonでのd払いのご利用は事前に設定が必要 ※9 ドコモ回線をお持ちでspモード、ahamo、irumoをご契約のお客様が対象

dアカウントとAmazonアカウントの連携手順

dアカウントとAmazonアカウントの連携は誰でもできます。ここからは、dアカウントとAmazonアカウントを連携させる手順について、具体的に解説していきます。アカウントの連携は、パソコンかスマートフォンから手続きが可能です。
dアカウントを持っていない人や、Amazonを利用したことがない人は、アカウント連携の前に作成しておきましょう。

1. dポイントプログラムページにアクセスする

Amazonの「Amazon.co.jp dポイントパートナーポイントプログラム」ページにアクセスします。
なお、アカウント連携にあたっては、Amazonへのログインが必要です。Amazonアカウントを保有していない場合は、先にAmazonの新規アカウントを作成しておきましょう。

2. 「アカウントを連携する」ボタンをクリック

「アカウントを連携する」ボタンをクリックします。ポイントプログラムの規約やよくある質問などを確認した上で、アカウント連携手続きに進みましょう。

3. 「新しいポイントプログラムを登録する」ボタンをクリック

次の画面で「新しいポイントプログラムを登録する」ボタンをクリックします。

4. dアカウントでログインする

dアカウントでログインします。IDとパスワードを入力し、「次へ」をクリックしましょう。

5. 「アカウントが連携されました」と表示されたら連携完了

画面に「アカウントが連携されました」と表示されれば、手続きは完了です。これで、Amazonでのお買物でdポイントがたまる・つかえるようになります。

Amazonでdポイントはどのくらいたまる?

dアカウントとAmazonアカウントを連携させると、Amazonで1決済あたり5,000円(税込)以上のお買物をした場合に、原則として決済金額(税込)の1%分のdポイントがたまります。たまったdポイントは、1ポイント1円としてAmazonでつかえます。
なお、dポイントの進呈上限は、1決済あたり100ポイントです。つまり、1%のdポイントが付与されるのは、決済金額1万円(税込)までとなります。1決済あたり1万円(税込)以上のお買物をしても、dポイントは上限の100ポイントを超えてたまることはありません。
また、Amazonギフトカードやその他の金券類、デジタルコンテンツ、Amazonプライムの会費などは、dポイント進呈・利用の対象外となるため注意しましょう。

dアカウントとAmazonアカウントを連携するメリット

dアカウントとAmazonアカウントを連携させるメリットは多くあります。ここからは、アカウント連携による主なメリットを解説します。

保有していたdポイントがAmazonでつかえる

アカウントを連携させるメリットは、Amazonでのお支払いにdポイントがつかえることです。つかえるdポイントは、Amazonでのお買物でためたポイントだけではありません。すでに保有しているdポイントや、ほかのお店でのお買物でためたdポイントも、1ポイント1円としてAmazonでのお支払いにつかえます。

dポイントとAmazonポイントの二重どりができる

dポイントとAmazonポイントの二重どりが可能になることも、アカウントを連携させるメリットです。アカウントを連携してAmazonでお買物をすれば、従来のAmazonポイントに加えて条件に応じたdポイントがたまります。
さらに、dポイントとAmazonポイントは、どちらも1ポイント1円としてAmazonでのお支払いにつかえます。両方のポイントを同時につかうことも可能です。

dポイント会員ランクが上がり還元率がアップする

dポイント会員ランクが上がりポイントの還元率がアップすることも、アカウントを連携させるメリットです。dポイントには5つの会員ランクがあり、ランクに応じて1.5~2倍のdポイント(期間・用途限定)が付与されます。dポイントの会員ランクは、前月までの3か月間のポイント獲得数によって決まり、ポイントを獲得すればするほどランクアップする仕組みになっています。
Amazonでたまるdポイントも、このランクの対象です。アカウント連携によりAmazonでdポイントをためればランクアップしやすくなり、ランクアップしてポイント還元率が上がればさらに効率よくポイントがたまる、という好循環が生まれるでしょう。

支払いをd払いにすると還元率がアップする

アカウントを連携させるメリットとして、支払いをd払いにすることでポイントの還元率がアップすることも挙げられます。ドコモの回線契約のある人であれば、dアカウントとAmazonアカウントを連携した上で、Amazonでの支払方法をd払いにすれば、dポイントの還元率が0.5%アップします。

「d曜日」によって還元率がアップする

d払いを利用している人にとっては、Amazonが「d曜日」の対象サイトになることもメリットです。「d曜日」とは、毎週金曜日と土曜日にドコモが開催している、ネット限定のキャンペーンです。事前にエントリーを行い、金曜日または土曜日に対象サイトでd払いを利用すると、dポイントの還元率が3%アップします。
dアカウントとAmazonアカウントを連携させて、「d曜日」にAmazonでd払いを利用すれば、1決済5,000円(税込)以上のお買物で1%、d払いで0.5%、「d曜日」で3%と、合計で4.5%分のdポイントがたまることになります。

店舗がd払いを導入するメリット

上述したように、利用者にとって数多くのメリットがあることから、Amazonとdポイントのアカウント連携は大きな注目を集めています。Amazonでdポイントがたまる・つかえるようになったことを機に、d払いユーザーの増加も期待できるでしょう。
キャッシュレス決済を取り入れようと考えている店舗は、この機会にd払いを導入することで、次のようなメリットを得られる可能性があります。

集客アップ

店舗がd払いを導入する大きなメリットは、1億人を超えるdポイントクラブ会員からの集客が図れることです。
たまったdポイントの利用先として多いのが、d払いでの商品やサービスの購入です。そのため、d払いを導入することで、dポイントをフックとした集客向上が期待できます。さらに、d払いアプリには、クーポンやオーダー、メッセージといった会員向けの独自の販促プログラムが用意されているため、効率よく来店を促すことが可能です。dポイントクラブ会員を集客できれば、ポイント消費を目的とした単価アップも見込めます。
Amazonとdポイントのアカウント連携により、dポイントクラブ会員のさらなる増加が期待できます。Amazonに出店している店舗はもちろん、そうではない店舗にとっても、d払いを導入するメリットは大きいといえるでしょう。

業務効率化が図れる

店舗によるd払いの導入によって、会計業務を効率化できることもメリットです。d払いはキャッシュレス決済のため、会計が非常にスムーズになります。現金のやりとりが不要になり、レジの混雑緩和につながるだけでなく、釣銭の渡し忘れや精算ミスなどのヒューマンエラー防止にも役立つでしょう。現金の取扱いが減るため、現金を管理する手間や盗難リスクの軽減にもつながります。
また、d払いの決済データは自動的に記録され、簡単にダウンロードができるため、売上管理の手間が削減します。

加盟店向けのキャンペーンを利用できる

加盟店向けのキャンペーンを利用できる点も、店舗がd払いを導入するメリットのひとつです。d払いでは、加盟店を対象としたさまざまなキャンペーンを不定期で行っています。たとえば、2024年12月現在では、通常なら2.6%かかる決済手数料が、申込み月から最大6か月間無料になるキャンペーンを実施中です。このようなキャンペーンを活用すれば、手数料負担を抑えながらd払いを利用できます。
なお、各種キャンペーンは変更・終了の可能性もあるため、ドコモの最新情報を確認しましょう。

店舗がd払いを導入する方法

d払いを導入する場合、店頭に掲示したQRコードをお客さまがスマートフォンで読み取る「ユーザースキャン方式」なら、導入コストを抑えてスムーズに利用開始することが可能です。ここでは、d払いをユーザースキャン方式(d払い・メルペイの共通コード)で導入する際の流れをご紹介します。

1. Webサイトで申込みを行う

d払いはWebサイトでの申込みが可能です。加盟店申込みフォームに事業情報などを入力し、5~10分程度で申込みが終わります。

2. メールで審査結果が届く

申込みから数日後、メールで審査結果が届きます。申込み内容が不十分だった場合は、メールで追加情報を求められることがあります。審査結果のメールは、ドコモではなく株式会社メルペイから届くので注意しましょう。

3. 店舗用ステッカーなどのスタートキットが届く

加盟店審査が完了したら、スタートキットが届きます。スタートキットの内容は、QRコードのほか、店舗用ガイドやポスター、POP、ステッカーなどです。届いたQRコードと掲示物を店頭に設置すれば、すぐにd払いの利用が開始できます。

d払いの導入については、下記のページをご覧ください。
導入の流れ(d払いへ加盟するための導入方法)

キャッシュレス決済を導入するならd払いがおすすめ

Amazonとdポイントのアカウント連携により、Amazonでのお支払いでdポイントがたまる・つかえるようになりました。利用者にとってはお得にお買物ができるようになり、dポイントクラブ会員やd払いユーザーのさらなる増加が期待されています。
こうしたタイミングでd払いを導入することで、店舗にとっても集客アップや業務効率化など、さまざまなメリットを得られる可能性があります。ユーザースキャン方式でd払いを導入すれば、初期費用を抑えながら、スムーズに利用を開始することが可能です。

また、ドコモでは、d払い加盟店で利用できる「スーパー販促プログラム」を提供しています。「スーパー販促プログラム」をつかえば、お客さまに加盟店からのメッセージやキャンペーン情報を配信でき、集客や利用単価アップといった施策が実現できます。
キャッシュレス決済を新たに導入する際には、ぜひドコモのd払いをご検討ください。

d払いの導入メリットについては、下記の記事をご覧ください。

d払いの手数料はいくらかかる?導入メリットや注意点を解説

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※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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よくあるご質問

  • dポイントをAmazonで使用するにはどうすれば良いの?

    Amazonでdポイントをためる・つかうには、dアカウントとAmazonアカウントの連携が必要です。dアカウントやAmazonアカウントをすでに持っている人は、連携手続きをするだけで、すぐにAmazonでdポイントがたまる・つかえるようになります。

  • Amazonとdポイントを連携するメリットは何ですか?

    dアカウントとAmazonアカウントを連携させるメリットは以下の通りです。
    1.保有していたdポイントがAmazonでつかえる
    2.dポイントとAmazonポイントの二重どりができる
    3.dポイント会員ランクが上がり還元率がアップする
    4.支払いをd払いにすると還元率がアップする
    5.「d曜日」によって還元率がアップする

  • Amazonでdポイントはどのくらいたまりますか?

    Amazonで1決済あたり5,000円(税込)以上のお買物をした場合に、原則として決済金額(税込)の1%分のdポイントがたまります。たまったdポイントは、1ポイント1円としてAmazonでつかえます。
    なお、dポイントの進呈上限は、1決済あたり100ポイントです。つまり、1%のdポイントが付与されるのは、決済金額1万円(税込)までとなります。

監修者プロフィール

黒川一美さん

黒川 一美

日本FP協会 AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
大学院修了後、IT企業や通信事業者のセールスエンジニア兼企画職として働く。出産を機に退職し、自分に合ったお金との向き合い方を見つけるため、FP資格を取得。現在は3人の子育てをしながら、多角的な視点からアドバイスができるFPを目指して活動中。

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