d払い

2023年1月20日(最終更新日:2024年6月4日)

d払いの入金サイクルは?キャッシュレス決済の仕組みと特徴も解説

キャッシュレス

QRコード決済

スマホ決済

キャッシュレス決済では、お客さまが商品を購入した後、直ちに現金が入ってくるわけではありません。入金に時間がかかれば、キャッシュフローが悪化してしまうこともあります。キャッシュレス決済を導入するにあたって、入金までの時間や入金の頻度を確認しておきましょう。
本記事では、キャシュレス決済の入金の仕組みや、d払いの入金の仕組み、d払いを導入するメリットなどについて解説します。

d払い決済手数料
無料キャンペーン実施中

\初期費用0
d払いの詳細|申込はこちら

キャッシュレス決済の入金の仕組み

まずは、キャッシュレス決済の仕組みを確認しておきましょう。お客さまがキャッシュレス決済を行った場合、その時点では店舗に入金されません。店舗に代金が入金されるのは後日です。お客さまがキャッシュレス決済で代金を支払ってから、店舗に入金されるまでの流れを紹介します。

■キャッシュレス決済の入金の仕組み

1 お客さまがキャッシュレス決済で支払う

お客さまが店舗でキャッシュレス決済を利用してお買物をします。

2 店舗から決済事業者へ売上データが送られる

店舗から決済事業者へ売上データが送られます。お客さまが支払ったお金は、決済事業者がいったん受取るため、その場で店舗に入金されるわけではありません。
決済事業者とはキャッシュレス決済サービスを提供している会社のことで、クレジットカード会社やQRコード決済の会社などが該当します。

3 後日、決済事業者から店舗へ売上が振り込まれる

キャッシュレス決済を利用する場合は、決済事業者に決済手数料を支払わなければなりません。決済事業者はお客さまから受取った代金から決済手数料を差し引いて、残りを店舗に入金します。

決済手数料は、決済金額に対して一定の割合でかかります。決済手数料の割合は、キャッシュレス決済の種類や導入パートナーによって異なりますが、約1~4%です。また、決済手数料とは別に、月額利用料や振込手数料がかかるサービスもあります。これらのコストが高すぎると負担が大きくなるため、キャッシュレス決済を導入する際は利用料や手数料も比較して選びましょう。

キャッシュレス決済の入金サイクル

■月1回の入金サイクルの例

入金サイクルとはキャッシュレス決済完了後、店舗の口座に売上金が入金されるまでの日数や頻度のことです。入金サイクルはキャッシュレス決済の種類によって異なりますが、月1回もしくは2回の入金日が設けられているのが一般的です。入金してもらうために申請が必要なケースと、自動的に入金されるケースがあります。

売上から入金までに時間がかかると店舗の現金がなくなり、困ることもあるでしょう。このような場合に備えて、申請すれば入金日よりも前に振り込んでもらえる「早期振込サービス」を利用できるものもあります。

早期振込サービスは手数料が発生することが多いため、資金に困りそうなら決済サービスを選ぶ際に、入金サイクルが短いサービスを選ぶのがおすすめです。また、振込手数料についても併せて確認しておきましょう。

d払いの特徴

d払いは、スマートフォンのアプリをつかって行うキャッシュレス決済です。ドコモユーザーを中心に、多くの人が利用しています。d払いの特徴やユーザーのメリットを見ていきましょう。

簡単な操作で支払いができる

お客さまが店舗でd払いを利用する場合は、スマートフォンのアプリを開き、QRコード(バーコード)を提示するか、店舗のQRコードを読み取って決済します。いずれにしても、お客さまがレジで支払う際に面倒な操作は不要で、簡単でスピーディーに支払いができます。

d払いは、簡単にはじめられるのもメリットです。ドコモの回線契約があるお客さまなら、d払いの利用を開始するための特別な申込みは不要です。パスワードを入力するだけで、d払いの利用を開始できます。ドコモの回線契約がないお客さまでも、dアカウントがあればd払いをはじめられます。

dポイントを利用できる

キャッシュレス決済ではポイント還元を受けられるので、現金払いよりもお得です。お客さまはd払いで支払うたびに、dポイントをためられます。たまったdポイントは、dポイント加盟店で現金同様につかえるほか、d払いでの支払いにもつかえるので、非常に便利です。
*事前に利用者登録が必要となります。

dポイントの加盟店はコンビニエンスストアや百貨店、飲食店、ガソリンスタンド、ドラッグストアといった実店舗のほか、ネットショッピングでも利用できるところがあります。活用できる場面がたくさんあるため、dポイントを積極的にためたいというユーザーは増えています。

dポイントは、効率良くためられるのもメリットです。通常は200円につき1ポイントが進呈*1*2*3されますが、キャンペーンにより還元率がアップすることがあります。また、d払いの支払いをdカードにしたり、dポイントカードと併せて提示したりすれば、ポイントの二重どりや三重どりも可能です。つかいこなせばさらにお得になるのも、d払い・dポイントのメリットといえるでしょう。

*1 お支払方法をdカード以外のクレジットカードからの支払いに設定された場合は、dポイントの進呈対象外となります。
*2 一部の加盟店または店舗は、dポイント(dカード支払特典含む)の進呈対象外となります。
*3 加盟店の商品・サービスによっては、dポイント(dカード支払特典含む)の進呈対象外となることがあります。

ケータイ料金といっしょに支払いができる

d払いには、利用代金をドコモのケータイ料金と併せて後払いができるというメリットがあります。キャッシュレス決済を利用するお客さまのなかには、チャージの手間が面倒と考える人もいるかもしれません。電話料金合算払いにすれば、お客さまはチャージの手間を省くことができます。特にドコモユーザーにとっては、d払いは利便性が高い決済方法といえるでしょう。

d払い決済手数料
無料キャンペーン実施中

\初期費用0
d払いの詳細|申込はこちら

d払いを導入するメリット

d払いは数あるキャッシュレス決済のなかでも、お客さまにとってつかいやすく便利な決済手段であるといえます。d払いを導入すれば、店舗にもさまざまなメリットがあります。店舗がd払いを導入するメリットを見てみましょう。

集客力がアップする

d払いを導入すれば、一定の集客効果が見込めます。d払いでユーザーがためているdポイントは、企業グループを超えてつかえる日本最大級の共通ポイントです。dポイントの登録会員数は、9,000万人を超えています。

dポイントユーザーは、d払いができる店舗やdポイントをためられる店舗を検索して訪れる傾向にあります。店舗でd払いを導入すれば、dポイントをためたいお客さまが多く来店するでしょう。

業務効率化に役立つ

d払いを導入することで、会計業務を効率化できます。レジでの支払時は、スマートフォンだけで完了できます。代金や釣銭の受け渡しをする必要がないため、会計にかかる時間を大幅に削減可能です。

d払いとメルペイの共通QRコードなら初期費用なしで導入することも可能

キャッシュレス決済を導入する際は、専用の決済端末などの初期費用がかかることがあります。初期費用が気になり、導入を悩んでいる人もいるかもしれません。

d払いとメルペイの共通QRコードなら、初期費用なしで導入することもできます。d払いには、お客さまのQRコードを店舗側が読み取るストアスキャン方式と、QRコードを店頭に設置してお客さまに読み取ってもらうユーザースキャン方式があります。ユーザースキャン方式の場合はQRコードを用意するだけなので、専用の決済端末は不要です。

また、d払いでは月額利用料もかかりません。店舗が負担するのは、原則、決済手数料のみなので、導入を迷っている人も気軽に試すことができるでしょう。

d払いの入金の仕組み

d払いの入金の仕組みは、ドコモが代金を立替えて店舗に支払います。お客さまへの請求はドコモが行うので、店舗には代金未回収のリスクがありません。キャッシュレス決済に不安がある店舗でも、d払いならはじめやすいでしょう。

立替払いモデルを採用

d払いの加盟店契約では、ドコモが加盟店に対してお客さまの利用代金を立て替え、お客さまへの請求はドコモが行う仕組みになっています(クレジットカード払いの場合を除く)。

d払いは立て替え払いモデルを採用しているので、店舗が代金未回収リスクを負うことはありません。ドコモから代金を支払うため、あんしんです。

d払いで店舗が支払う手数料

d払いでは、初期費用や月額利用料はかかりません。決済手数料を差し引いた金額が店舗の口座に振り込まれます。メルペイとの共通QRコードを使用した場合、決済手数料は2.6%になります。

d払いでは加盟店が負担する振込手数料は原則発生しないので、かかる費用は決済手数料のみです。1万円未満の入金については200円(税込)の振込手数料がかかりますが、売上が1万円以上になるまで繰り越し可能です。売上が1万円以上になると、振込手数料無料で自動的に入金されます。

■d払い導入でかかる手数料

決済手数料は、キャンペーンによって無料になることもあります。現在、d払いでは、決済手数料が無料になるキャンペーンを実施中です。Webサイトから新規で申込んだ場合、決済手数料2.6%*4が無料になるため、この機会に申込みしてみてはいかがでしょうか
キャンペーンの詳細はこちらからご確認ください。

*4 メルペイとの共通のQRコード決済を利用した場合。

d払いの入金サイクル

d払いを導入すると、決済後1か月以内に入金されます。メルペイとの共通QRコード決済を利用したユーザースキャン方式の場合、入金は月2回行われ、1~15日分は当月25日に、16~末日分は翌月10日に入金されます。

※入金頻度の初期設定は「月1回」です。加盟店管理画面から「月2回」に設定変更が可能です。

※「月1回」設定の場合は、月末締め、翌月10日入金となります。

■d払いの入金サイクル

※入金予定額が1万円未満の場合は、翌月以降1万円以上に達するまで口座への入金は繰り越されます。(入金制限)売上金額に関わらず、設定した入金頻度のサイクルで入金させることも可能です(1万円未満の入金は、200円(税込)の手数料がかかります)。

※サイクルや入金制限の設定変更は加盟店管理画面から締日の2日後までに変更いただければ、次回の振込に反映されます。

※入金先がゆうちょ銀行の場合、+1営業日必要です。

※いずれも入金日が金融機関の非営業日の場合は、前営業日のご入金となります。

ストアスキャン方式の場合、入金サイクルは導入パートナーによって異なるため、申込みの際に確認しておきましょう。

d払いの入金サイクルについては、下記のページをご覧ください。

導入費用・決済手数料と入金サイクル

d払いを導入して売上アップをめざそう

キャッシュレス化が進んでいる現在、店舗においてはキャッシュレス決済の導入が欠かせません。d払いを導入すれば、9,000万人を超えるdポイントクラブ会員に店舗の存在をアピールでき、新規顧客獲得や売上向上が期待できます。入金サイクルにおいても、d払いでは月2回入金日があるので、キャッシュフローが悪くなることも少ないでしょう。
また、ドコモでは、d払いの加盟店を対象とした「スーパー販促プログラム」を提供しています。スーパー販促プログラムとはdポイント会員基盤を活用した法人向けプログラムのことで、集客や分析、利用単価アップといった施策ができるようになります。
メリットの多いd払いを活用して、ぜひ集客力と売上をアップしてください。

※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

d払い決済手数料
無料キャンペーン実施中

\初期費用0
d払いのお申し込みはこちら

d払い&メルペイのサービスガイドを
無料でダウンロードできます

資料ダウンロードはこちら

スマートフォンからでもダウンロードいただけます

よくあるご質問

  • 「個人事業主」と「フリーランス」の違いは?

    個人事業主は事業を行う個人を指し、開業届を税務署に提出することで個人事業主となることが所得税法第229条で定められています。一方でフリーランスは、働き方を表す言葉です。単発の仕事を請け負い、継続的に仕事を行うような働き方を指し、多くのフリーランスは1人で事業を行っています。

  • 自営業として事業をはじめる場合、個人事業主と法人のどちらを選べばよいですか?

    一概にどちらがよいとはいえませんがいくつかの違いを理解した上で決めるとよいでしょう。個人事業主のメリットは比較的気軽に事業をはじめられることです。法人のメリットは取引先に対する信用力が高く、事業が成長して収益が大きくなった場合でも個人事業主の所得税に比べて法人税率は低めなので、税負担を抑えられます。

  • 個人事業主になるためにはどうしたらいいですか?

    個人事業主として自営業をはじめる場合は、自宅の住所を管轄する税務署に「開業届」を提出するだけではじめられます。事業を開始してから1か月以内に提出する必要があり、開業届のフォーマットは国税庁のホームページからダウンロードできます。

監修者プロフィール

黒川一美さん

黒川 一美

日本FP協会 AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
大学院修了後、IT企業や通信事業者のセールスエンジニア兼企画職として働く。出産を機に退職し、自分に合ったお金との向き合い方を見つけるため、FP資格を取得。現在は3人の子育てをしながら、多角的な視点からアドバイスができるFPを目指して活動中。

新着記事

SHARE