2025年9月3日
d払いで会計の時間と手間を抑えたカレー店
本記事では渋谷区にあるカレー専門店「欧風カレーMURAO(ムラオ)」を経営している村尾さんに、d払い導入のきっかけやその成果やメリットなどについて、お話をうかがいました。
店舗情報

業種:飲食業
店名:欧風カレーMURAO(ムラオ)
住所:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー B1F
URL:https://www.hotpepper.jp/strJ003559364/
(2025年7月取材時の情報となります)

小田急線「南新宿駅」から徒歩5分の場所にある、大きなオフィスビルの地下1階に店舗を構えるカレー専門店。本格欧風カレーを、豊富なトッピングとともにお手頃な価格で楽しめます。
オフィスワーカーの空腹を満たす、オフィス街の欧風カレー店

――まず、こちらのお店の特徴について教えてください。
当店はオープンして2年になります。私は元々フレンチ出身で、長くホテルの厨房で料理人として働いていました。独立を目指して最初に立川市で店舗を構えましたが、より人の流れが多く、ビジネスパーソンが集まるオフィス街で挑戦したいと考え、新宿に移転しました。
カレーはホテル時代から作っていたなじみのある料理で、独立するなら専門店にしようと決めていました。専門的に修業をしたわけではなく、レシピは独学です。ただ、カレーは幅広い世代に親しまれる料理であり、しっかりとした味で提供できれば、必ず需要があると確信していました。
――やはりオフィスワーカーのお客さまが中心でしょうか?
はい。当店は新宿駅からも近く、大型オフィスビルの地下1階にあります。このビルで働く方を中心に、30代〜40代のビジネスパーソンに多くご利用いただいています。若い人から年配の方まで幅広く、実は女性のお客さまも4割程度と多いのが特徴です。
6割が男性のお客さまであるため、ハムカツやスペアリブなど、ボリュームのあるトッピングメニューも豊富に揃えています。なかでも「牛すじカレー」は、牛すじをじっくり煮込んで仕上げた人気メニューです。
――テイクアウトにも対応されているのですね。
満席時でもオフィスで気軽に食べていただけるよう、お弁当の提供も行っています。ランチタイムは時間が限られている方が多いため、スムーズに購入・利用できる体制を整えることが重要だと考えていますね。
ここはオフィスビルということもあって、平日の昼時はありがたいことに大忙しです。でもその分、会社が休みになる土日祝日はどうしても人が少なくなります。といって歌舞伎町や銀座のように、人が遊びにくるような場所でもありません。ここをどうやって乗り越えるか、考えどころですね。ランチタイムにお弁当を出しているのもその一環なんです。
利便性が高く、簡単につかえるd払い

――d払いを導入した経緯を教えてください。
今の時代、お客さまの利便性を考えたときに、キャッシュレス決済は欠かせないと感じています。私自身も日常的に利用していることもあり、開店当初からキャッシュレスを導入する方針でした。現在はクレジットカードやバーコード決済など、複数の決済方法を利用できるように整えています。お客さまにとって選択肢が多い方があんしん感につながりますし、店舗としても機会損失を防ぐことができます。
とはいえ、現金でお支払いされる方も一定数いらっしゃいます。全体の約4割ほどでしょうか。以前立川で営業していた際は、ほとんどが現金払いでしたが、現在の新宿エリアではキャッシュレス決済に慣れている人が多く、土地柄の違いを感じます。
――どのような決済方式を利用されていますか?
当店では、「ユーザースキャン」方式を採用しています。お客さまがスマホで金額を入力し、店舗側が確認するという手順です。QRコードを設置するだけなので、専用の決済端末は不要ですし、操作もシンプル。スタッフの教育も簡単で、アルバイトでもすぐにつかい方を習得できます。
――実際にd払いを導入してみて、どのような変化がありましたか?
会計が格段にスムーズになりました。今はスマートフォンで何でもできる時代ですから、「財布を持たずにランチに来る」という方も少なくありません。d払いであれば、スマートフォンを取り出してサッと決済できるため、お客さまにとっても、店舗側にとっても負担が軽減されます。
ランチタイムは非常に混雑しますが、会計にかかる手間と時間を削減できることで、回転率の向上にもつながっています。お待たせする時間を減らすことで、お客さま満足度の向上にもつながっていると感じます。
キャッシュレス導入時に押さえたいコストと運用

――キャッシュレス決済を導入する際、気になった点はありますか?
うちのような飲食、それも低単価ですと粗利が大きくないので、どうしても気になるのが手数料です。おそらく、そこがネックになって導入に踏み切れないというお店も多いのではないでしょうか。そこはシビアに考える必要があると思っています。
――d払いを導入しようと決めた理由は何ですか?
d払いは初期費用が基本的に無料で、さらに契約から半年間は決済手数料も無料(※)と聞きました。これはありがたかったですね。そういった条件があったこともあり、それまで利用していたオールインワン決済端末から、d払いを個別に契約する形へ切り換えました。
――導入にあたって、ほかに気をつけたことはありますか?
キャッシュレスを導入する際は、入金頻度も大事なポイントです。飲食店は現金の回転が早い業種なので、決済会社からの入金が遅いと、運転資金に影響してしまいます。これは意外と見落とされがちですが、事前にしっかり確認すべき点です。
d払いは「月1回」と「月2回」のいずれかを選ぶことができるので、店舗の売上状況や資金の流れに応じて選べるのは非常に助かっています。
店舗経営に必要な視点からd払い導入を決めた

――本日はありがとうございました。最後に、d払いの導入を検討している方へメッセージをお願いします。
料理人というと、つい職人気質が前に出てしまいがちですが、店舗を運営していくにはそれだけでは足りません。目の前の調理だけでなく、数か月先、数年先を見据えた資金計画なども考える必要があります。
お金の管理については税理士に任せていますが、私は可能な限りお金の出し入れを一本化するように心掛けています。仕入れひとつ取っても、支払い先が増えれば増えるほど経理の手間がかかります。そうした感覚は、立川の店舗で働いていた経験でしっかり身につけてきました。
この新宿の店舗には、新宿なりの課題もあります。平日のランチタイムは多くのお客さまにご来店いただけますが、土日祝日は集客が落ち込みやすい。人材の確保と育成にも取組みながら、業務を分担して「考える時間」を確保すること。決済手段も含めて、運営の効率を上げていくこと。そういったすべてを含めて、経営者として最適なバランスを探る努力が必要だと実感しています。
キャッシュレスを導入する際には、単に「便利そうだから」という理由だけで決めるのではなく、会計時の手間やスピード、初期費用や決済手数料、入金頻度といった要素を総合的に見比べることが大切です。d払いは、そうした点を踏まえて導入を検討する上で、バランスの取れた選択肢だと思っています。
※キャンペーンは2025年7月現在実施中の内容となり、キャンペーン内容および参加条件等を予告なく変更する場合や、中止する場合があります。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス(決済システム利用料、サービス名称、費用等)と異なる場合がございます。
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