2025年10月3日
d払い導入で現金管理のリスクと手間を大幅に削減したスペイン料理店
本記事では、吉祥寺にあるスペイン料理店「銀座 びいどろ 吉祥寺店」店長の安村さんに、d払いの導入による成果や、日常業務で実感しているメリットなどの話を伺いました。
店舗情報

業種:飲食業
店名:銀座 びいどろ 吉祥寺店
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目13-7 グランデール吉祥寺201
URL:https://www.hotpepper.jp/strJ000021654/
(2025年8月取材時の情報となります)

JR「吉祥寺駅」から徒歩5分ほどの場所にあるスペイン料理店。スペインの郷土料理をリーズナブルに楽しめるのが魅力です。地元住民はもちろん、吉祥寺に遊びに来たついでに訪れる人も多く、若年層からシニア層まで幅広い年代のお客さまで店内はいつもにぎわっています。
吉祥寺で20年。3世代で訪れる人も多いスペイン料理店

――どのような歴史とコンセプトを持つお店なのでしょうか?
当店は、株式会社聚楽が運営するスペイン料理店で、1977年創業の銀座店に次ぐ店舗です。吉祥寺で2005年にオープンし、スペインの郷土料理を日本風にアレンジせず、本場の味そのままで提供してきました。価格はできるだけ抑えつつ、落ち着いた雰囲気のなかでゆっくりとお食事を楽しんでいただくことを大切にしています。
――なぜ「本場の味」にこだわり続けているのでしょうか?
スペインの料理は、素材や調理法によって味の奥行きが大きく変わります。観光地やイベントで食べるパエリアもよいですが、現地の味をそのまま味わえる機会は意外と少ないんです。だからこそ、日本にいながらもスペインの食文化を五感で体験していただきたいと考えています。
――おすすめの料理を具体的に教えてください。
一番人気は、パエリアです。米をつかうものと短いパスタをつかうものの2種類を用意しており、どちらも国際的なパエリアコンクールで受賞しています。ランチ・ディナーを問わず、多くのお客さまがオーダーされます。
個人的な一押しは、マッシュルームのアヒージョです。アヒージョというと魚介のイメージが強いですが、マッシュルームは香りとうまみが凝縮されていて、パンとの相性も抜群です。
――お客さまの層や来店の傾向にはどのような特徴がありますか?
平日ランチは、吉祥寺周辺にお住まいの年配層が中心です。複数人での来店が多く、会話を楽しみながらゆっくり過ごされていらっしゃいます。平日ディナーは、ご家族連れや会社員、ビジネス会食が中心です。
休日は地元の常連客に加えて、吉祥寺に観光やショッピングで訪れた若い世代が増えます。
なかには、おじいさま、おばあさまからお孫さんまで、3世代でお越しいただくご家族も少なくありません。
キャッシュレス化の流れを受けてd払いを導入

――d払いを導入したきっかけを教えてください。
キャッシュレス化が進みはじめたタイミングで、会社の判断によりいち早く導入したと前任の店長から聞いています。現在はd払い以外にも、クレジットカードや各種QRコード決済を含め、ほぼすべての主要決済方法に対応しています。
――会社の方針として、さまざまな決済サービスを積極的に導入しているのですね。
スマートフォンひとつで支払いを済ませたいというお客さまが増え、現金を持ち歩く方が減ってきています。当店には、若年層からシニア層まで幅広い世代のお客さまが来店されますが、利用する決済方法は世代によってさまざまです。特に、ランチタイムの主要顧客層である年配のお客さまはd払いとの親和性が高く、「ドコモならあんしん」という理由でd払いを利用するお客さまが多く見られます。こうした世代ごとのニーズに対応することが、導入の狙いのひとつだったと聞いています。
――キャッシュレス決済と現金払いの比率はどのようになっていますか?
ランチタイムに来店される年配層のグループでは、割り勘した金額を現金で集め、代表者がまとめて支払うケースも見られます。しかし、全体的にはキャッシュレス決済の利用が主流です。そのなかではクレジットカード払いが最も多く、次いでQRコード決済の利用が増えています。
キャッシュレス決済の普及で、現金管理の負担が激減

――d払いを導入したことによって、どのようなメリットがありましたか?
当店では、d払いが売上に直接大きな影響を与えていると感じることは正直ありません。しかし、d払いを選択肢として用意していることで、利用を希望されるお客さまに「当店では使えません」とお断りする必要がなくなりました。お客さまをがっかりさせることなく、スムーズに会計できている点が、メリットだと考えています。
――d払いを選択するお客さまに、何か特徴はありますか?
d払いは、比較的中高年層の利用が多い印象です。長くドコモ携帯を契約しているお客さまが多く、慣れ親しんだサービスだからこそ安心して利用されているようですね。ほかのキャッシュレス決済には抵抗があっても、d払いならつかいやすいと感じている方が少なくありません。
――会計まわりだと、d払い以外に何か変化はありましたか?
キャッシュレス決済全体の利用が増えたことを受けて、当店ではレジに保管する現金を大きく減らしました。銀座店から吉祥寺店に赴任した当初、レジにはまだ多くの現金が保管されており、盗難や会計ミスのリスクが高い状況でした。せっかくキャッシュレス化が進んだのに、これでは十分にメリットを活かしきれていないと感じたんです。私は本社に現金削減の必要性を提案し、最小限の現金管理に切り替えました。
――現金を減らしたことで、具体的にどのような効果がありましたか?
現金管理の負担が軽くなったことで、スタッフの業務効率が向上しました。レジ業務はシンプルになり、新人スタッフでもミスなく会計できるようになりました。さらに、当店で採用しているd払いのユーザースキャン方式は、お客さまが自分のスマートフォンでQRコードを読み取るため、スタッフ側の操作負担も軽減されています。
手数料がかかっても、多様な決済手段を取り入れた方が集客率は上がる

――本日はありがとうございました。最後に、d払いの導入を検討している人にメッセージをいただけますか。
キャッシュレス決済を導入すると、決済金額の一部を決済事業者に手数料として支払う必要があります。この点を理由に、決済方法を限定している店舗もあるかもしれません。しかし、キャッシュレス化の流れは世代を問わず確実に進んでおり、今後ますます加速すると考えています。
当店では、売上の直接的な増加よりも、来店機会を確保できることのほうが大きなメリットだと考えています。手数料が発生することを差し引いても、多様な決済方法を導入することで「つかいたい決済手段がないからほかの店に行こう」という理由でお客さまを逃すリスクを減らすことができます。結果的に集客効果につながり、長期的な売上の維持や向上にもつながっていくんじゃないでしょうか。
また、d払いのようにユーザースキャン方式を採用しているサービスであれば、レジにQRコードを置くだけで運用可能です。導入の手間がほとんどなく、スタッフの負担も軽減されます。「つかいたい決済方法がないから、ほかの店に行こう」と考えるお客さまを減らすためにも、d払いの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス(決済システム利用料、サービス名称、費用等)と異なる場合がございます。
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