blog blog

結果を出す人になるための5つのシンプルなマインドセット

2018/10/25

陸上長距離種目エチオピア代表として、オリンピック金メダル2回、世界選手権優勝4回。陸上競技の歴史に残る活躍で世界中を沸かせた元ランナー、ハイレ・ゲブレセラシエ。

”皇帝” の異名でも知られる本人からRuntasticユーザーへ、約一年ぶりにメッセージが届きました。今回も日本語でみなさんにお送りいたします!

今回のテーマは「成功するための5つの習慣」。周りをハッピーにする満面の笑顔をトレードマークに、アスリートとして、そしてビジネスマンとして成功を収めてきたハイレ。そんな彼が毎日実践している習慣とその基礎となるマインドセットに迫ります。

by Haile Gebrselassie
Ethiopian distance running legend

成功を呼ぶ習慣1:Run!走る!

僕は早起きです。5時には起床します。起きてすぐにランニングへ出発。現役時代と変わりません。今はビジネスマンとして仕事をしていますが、それでも昔と同じように、朝はランニングから始めます。

ランニング

一生懸命働く姿勢と、早寝早起きの生活習慣、この二つは農家をしている両親から受け継いだものです。

ランニングから帰ったら、家族といっしょに朝食を取ります。もうこの時点でかなりモチベーションが上がっている状態です。意欲的に働くためのエネルギーが満タン!理想的な一日のスタートです。

成功を呼ぶ習慣2:周囲の人々から吸収し、学ぶ

長距離走者としてのキャリアのおかげで、僕は世界中を旅する機会に恵まれました。様々な文化的背景や習慣を持つ人々と触れ合うことで、自分の視野を広げることができたと思っています。

その時々に出会う人たちの働き方、物事への取り組み方を観察し、ベストだと思えるアイデアはどんどん活用させてもらいます。ランナー時代も、今も変わらない僕の習性です。

成功を呼ぶ習慣3:自分が必要とする人々を見極め、その声に耳を傾ける

オリンピックに出るような選手になれるかどうかは、個々の才能にかかっていると考える人が多いかもしれません。もちろん才能も必要でしょうが、それは成功のために必要な要素のうち、ほんの一部に過ぎません。

意外に思われるかもしれませんが、ランニングはチームスポーツです。僕自身、コーチや監督、メディカルサポート、スポンサーなど、僕が走ることを支えてくれるチームの働きがあってこそ、結果を残すことができました。

チーム

自分といっしょに働く人を選ぶ時、僕は、今の僕に足りないことを見出し、それを指摘してくれる人をチョイスします。

時には耳が痛いようなことも言われます。ですが、彼らはそれぞれの分野のプロであり、自分が信頼して選んだチームのメンバーなんですから、そういう人たちのいうことに、恐れずに耳を傾けることを心がけています。

成功を呼ぶ習慣4:踏み出すことを恐れない

ビジネスというのは頭痛のタネです。現役ランナー時代に戻れるものなら戻りたいといつも思います。でも、現役時代に学んだことを糧に、ビジネスでもベストを尽くすべく頑張っているのです。

決意なければ、結果なし。
苦労なければ、成果なし。
自分を信じなければ、成功なし。

アブラカタブラで願いが叶う、なんてことは一切ありません。

ビジネスの世界は、スポーツの世界よりずっと複雑怪奇ですが、自分の考え方の基礎となるマインドセットはアスリート時代と変わりません。僕の場合、アスリートとしての経験がなければ、ビジネスで成功することは不可能だったでしょう。

ビジネスを始めてみて気が付いたのは、自分は意外とリスクを恐れない人間だったということです。

どんな競技においても、自分のパフォーマンスを向上させ、今よりさらに良い結果を出したいと思う時、これまでとは違う何か新しいことを試してみる、例えばフォームやトレーニング方法、食事内容などを変えてみる必要があります。それがどのようなリスクを孕んでいるか、わからない場合であってもです。

ハイレ・ゲブレセラシエ

これは会社経営でも同じことです。結果についてクリアな見通しがなくても、時には一歩踏み出す決断が必要なことがあります。

そして、僕がビジネスの世界に身を投じてから気が付いた自分の特長がもう一つ。それは、決断が非常に速いということ。

ランニングのレースでは、あらゆる局面において、戦略的な決断を次々と下していかなくてはなりません。そのクセ付けが、今ビジネスの世界で大いに役立っているようです。

苦しいことと楽しいことは表裏一体。自分を信じて一歩を踏み出し、目的地を目指して走り続けましょう。

成功を呼ぶ習慣5:必要な休養を取る。そして、走る!(あ、ソレもう言ったっけ?)

一生懸命働いて、十分休む。アスリートの成功はトレーニングと休養(それからヘルシーな食生活)にかかっていますが、それはアスリートでなくても、誰にとっても同じことです。要はバランスです。

さっきから「何かをやる」ということについてばかり話していますが、休むことは非常に大切なことです。健康的なマインドは、汗をかくこと(=頑張っている状態)とリラックスの両方から成り立っています。

ということを考えていると、最初の「習慣1:Run!」に戻るというわけです(笑)。

まとめ: やる時はやる、休む時は休む。

ハイレの超前向きなマインドセットに、ちょっと圧倒されてしまいましたか?

誰もがハイレのように、歴史に残るような実績を打ち立てることができるわけではありません。でも、彼自身の考え方や習慣には、誰でも取り入れることができる、とてもシンプルな特長があります。

一生懸命頑張る時は頑張り、休む時はしっかり休む。
安易な方法を選ばず、でも自分を信頼して思うようにやってみる。

ズバリ、日本語で言うところの「メリハリ」。

日本人は「メリハリ」って日常的によく言いますが、アフリカ生まれのオリンピック選手も「やる時はやる、休む時は休む」というマインドを大事にしているんですね。ちょっと親近感を感じませんか?

もちろん言うだけでなく、実践しなければなりません。

朝起床後にランニングから一日を始める、なんていうのはメリハリを付けられるマインドセットに変わるためにかなり効果がありそう!

ちょっと荒療治過ぎる? それなら、少しずつ早起きできるようトライして、5分からゆっくりじっくり朝活を始めるメソッドを試してみてください。

朝活をゆるやかに始めてしっかり続けるための6つの方法>>「今度こそ、確実にできる方法で朝型ライフをモノにしよう

ハイレからの初めてのメッセージを紹介した昨年の記事はこちら>>「”皇帝” ハイレ・ゲブレセラシエが語る、これからマラソン完走を目指す人への5つのアドバイス

提供元:Runtastic Blog - Fitness, Nutrition & Health
監修:Julia Denner,Vera Schwaiger,Lunden Souza,Herwig Natmessnig