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岡 勇樹
#196

岡 勇樹

株式会社デジリハ
代表取締役/
NPO法人Ubdobe
代表理事
1981年生まれ

エンターテインメントや
テクノロジーを用いた
医療福祉事業を営む

高校生
原点

学校になじめない中、
ハードコアという音楽に出会う

音楽の話だけで
コミュニケーションが
成り立つ世界

ライブハウスやクラブに
入り浸り、居場所のなさから
解放される


21歳
後悔

 大学生のとき、
ががんで他界

遺品整理をする中で、
入院するまでの約2年間、
母が一人で闘病していたと知る

一人でつらい思いを
させてしまったことに
大きな後悔が残る

27歳
決断

 大学を卒業し、
リラクゼーション業界で働く

祖父が認知症に

母の時と同じ後悔を
 繰り返したくないと、
祖父のそばにいるために退職


28歳
憤り

 専門学校で音楽療法を学び、
授業の一環で障がい児施設へ

入居者たちは、
障がいをもって生まれただけで
不自由を強いられている

 無知が解消されれば、
解決できるものは
たくさんあるかもしれない

29歳
転機

「がん」をテーマにした
クラブイベントを開催

参加者に思いが届き、
達成感を抱く

イベントによる
 医療福祉のカジュアル化を目指し、
NPO法人Ubdobeを立ち上げ


37歳
挑戦

 NPOの仲間から、
リハビリが嫌で泣いている
お子さんの動画を見せてもらう

 デジタルアートと組み合わせれば、
リハビリも楽しくなるのでは

 株式会社デジリハを設立し、
ゲーム性のあるリハビリツール
開発と提供を行うことに

現在

株式会社デジリハで
単調でつらいリハビリを変える
26種のアプリを提供

NPO法人Ubdobeでは
イベントやデザイン事業の他、
福祉事業所もオープン

誰だって当事者になりうると
伝えることで、自分のように
後悔をする人を減らしたい

あらゆる人々の
積極的社会参加を
推進することで

「生まれて死ぬ」というシンプルな世の理を楽しく生きていける社会の実現を目指したい。

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インタビュー

誰しもが病気や障がいの当事者になる。
エンタメとテックで医療福祉をもっとカジュアルに

人はどのようにして大切にしたい価値観に気づき、人生の軸を見つけるのか。各界で活躍する方の人生ストーリーから紐解きます。
今回は、音楽やアートによる医療福祉の普及やエンターテインメント化に取り組む岡勇樹さんをご紹介。

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