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定年退職→経済コラムニスト
元企業戦士がサラリーマンにエール

経済コラムニスト 大江 英樹

2私を必要としてくれるうれしさ

本を出版するためには、文章を書く必要があります。
しかし、私はこれまで文章を書いた経験がほとんどなかったので、執筆に苦労しました。
編集者にたくさんのアドバイスを受けながら、徐々に文章力が上がっていきましたね。

本は出したもののなかなか仕事が入ってこなかったので、とにかくいろいろな人が集まる会合に顔を出しました。
そこで自己紹介をすると、仲間内で投資関連の勉強会を開いているので、そこで講師をやってくれないか、という依頼を受けるようになりました。

このとき、報酬は一切もらっていません。
いわばお試し期間のつもりだった
ので、自分を必要としてくれるところに足を運んで講師をすることで、自分のことを知ってもらいたかったからです。
すると勉強会に参加した人が、自分のブログで勉強会の様子を書いてくれて、このブログを見た人が私に問い合わせてくれるということが起こり始めたのです。
年金や金融関係のコラムの執筆のほか、企業の資料作成のお手伝いもしました。
報酬がなくても、私を必要としてくれるのがうれしかったですね。

こうした活動を続けるうちに、きちんと報酬を頂けるような仕事も徐々に増えていきました。

今では経済コラムニストとして、月10本ほどの連載を抱えるまでになりましたし、著書も年間3冊くらいのペースで出していて、2020年は6冊の本を書く予定です。

独立したときには、コラムを書いたり本を執筆したりするとは夢にも思っていませんでした。
でも、最初の著書を書き上げたとき、また書きたいと思ったし、いまではコラムの執筆教室も開くほどになりました。
文章を書くのは性に合っていたのかもしれませんね。

一方で講演も年間140~150回行っています。
ファイナンシャルプランナーの団体や日本銀行、地方新聞で、50代向けのライフプランなどをテーマにしています。
2018年も19年も休日は5日間だけでした。
2020年も土日は仕事の予定があって、忙しく仕事をしています。
ありがたい限りですね。

次は
3. 定年退職後は謙虚に学ぶ姿勢を
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