シェアする
Twitterでシェア Facebookでシェア

無人島生活も世界一周旅行も起業も「ちょっとやってみた」私の生き方

フリーランスのエンジニア・クリエイター 小田 貴志

2挑戦して好きなことをして生きたい

世界一周の旅行先は、観光では行かないような世界各地の秘境と呼ばれる場所を選びました。
普通の旅行先では挑戦的な感じがしなかったからです。

世界一周中の小田さん

世界一周中の小田さん

そうした場所で生活している人たちとの交流で、私の固定概念が崩れていきました。
例えば、山奥の集落で暮らす人たちは生活水準が決して高くないんですが、みな楽しく働きイキイキと生活しているんです。
どんな状況でも、人生は楽しんだ者勝ちだなと思いましたね。

アフリカで宿を始めようとしている人がいました。
彼は水を得るためにゼロの状態から井戸を掘ったり、家を作るために木材を集めたりしていました。

世の中には不満を言いながら悶々と暮らしている人がいます。
でも、こっちの人たちは目標に対して不満を言わずにコツコツやっている。
そんな姿を見て、人間は何でも出来るんだと勇気をもらいましたね。
同時に、私も挑戦して好きなことして生きていきたいと思いました。 1年8ヶ月かけて世界一周旅行をした後、2018年4月、妻の希望で北海道札幌市に移住し、小さな旅行会社に就職しました。

ウェブのリニューアル作業を担当していたとき、作業で使うパソコンソフトの入力の効率があまりよくないと感じました。
もっと効率よく出来ないかと思い、ソフトを使って簡単なプログラムを組んでみたんです。
すると、作業効率が劇的に良くなる仕組みを作れたんです。
これはきちんとプログラムを勉強すればもっと出来る。
世界を変えられると思ったんです。

もっとプログラミングを勉強しようと、妻の理解を得て会社を辞め、独学で勉強を始めました。
どんどんプログラミングにハマっていき、物事に対する考え方もかわっていきました。
たくさん試して失敗して検証する。
この繰り返しで正解に近づけていく”プログラミング的思考”が身についたんです。
ゼロからプログラムを構築して、自分で世界を変える。
プログラミングからは生きる勇気をもらいましたね。

その一方で、食に関するアプリを作りたいと思いました。
夫婦で世界を旅していた時、ストレスの一つとなっていたのが食事だったんです。
観光地を旅していなかったので、場所によっては料理の味が合わないこともあるし、食べることが出来ない日もあったんです。
そんな中で日本に戻ってきて、日本で食べる料理は本当に美味しい。
妻が料理を作って振る舞うのが好きだったのもあり、食べる喜び・楽しさを再発見したんです。
アプリを通じ、食べる喜び・楽しさをもっとみんなに広めたいと思ったんです。

次は
3. 失敗を次の発見を見つける手段に
1 2 3
シェアする
Twitterでシェア Facebookでシェア

マイマガジン

旬な情報をお届け!随時、新規ジャンル拡充中!