ツルハグループは、2020年7月1日よりツルハグループ各店舗で開始したレジ袋有料化によるレジ袋の販売収益金額を寄付し、未来ある世界の子どもたちの支援活動に役立てていただく取り組みを行っています。2020年11月には3,000万円を日本ユニセフ協会に寄付いたしました。これに関連して2021年6月30日、ツルハホールディングスが紺綬褒章に係る褒状を授与されることになりました。 紺綬褒章は、公益のため私財を寄附した者に対し、国の「褒章条例」に基づき内閣府から授与されるものです(授与される対象が団体の場合は褒章に代わり「褒状」が授与されます)。褒状授与については7月9日付「官報」に掲載され、その後7月29日に公益財団法人日本ユニセフ協会の早水専務理事を通じて鶴羽社長に褒状が授与されました。
現在の取り組み
ツルハグループでは2000年11月より、メーカー・お取引先様との共同キャンペーンの売上の一部で車椅子を購入し、各地の社会福祉協議会へ寄贈しています。2021年6月までの累計寄贈台数は3,265台になりました。
また、排出CO2削減に加え石油資源の保護、海洋プラスチックごみ問題の解決に取り組むため、グリーン(バイオ)ポリエチレンを30%配合したレジ袋への変更を行うとともに、2020年7月よりレジ袋の有料化を行いました。
エコバックのご持参、レジ袋のご辞退などお客様のご協力により、2020年7月からの1年間でツルハグループ各社の店舗でお客様にご提供したレジ袋の実枚数は7,400万枚となり、前年より約3億4,000万枚のレジ袋を削減できました。この取り組みにより、当社グループ店舗にて削減できたCO2排出量は、1年間で約20,740トン※にのぼります。
※レジ袋1枚10gを1回使用して焼却する場合、製造する際のCO2排出量は30g、焼却する際のCO2排出量は31gであり、合計61gのCO2が排出される計算です。(省エネルギーセンターHP)
未来への想い
グローバルな社会・環境課題の解決に向けて企業の果たす役割が重要性を増す中、持続可能な社会づくりに取り組むことは、持続的な企業価値向上を図るための重要なテーマのひとつであるとツルハグループは考えます。
ツルハグループの経営理念は、「お客様の生活に豊かさと余裕を提供しよう」という主題のもと、地域の生活を守るライフラインとして美しく健やかなくらしをお手伝いするとともに、地域のみなさまへ雇用や経済活動の場を提供するなど、事業を通じた地域社会への貢献を掲げています。
お客様をはじめ地域・社会、株主様、お取引先様、従業員などすべてのステークホルダーの皆様の期待に応え、企業としての責任を果たすべく、ツルハグループは「経営理念実現に向けた事業活動の推進」と「社会課題の解決に向けたアクションの充実」の両輪で、企業価値の向上を目指してまいります。
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