いいをひろげる企業の取り組み
いいをひろげる企業の取り組み

イトーヨーカ堂

1920年の創業から100年余、私たちイトーヨーカ堂はお客様や地域社会、お取引先様、従業員など様々なステークホルダーから信頼を頂ける誠実な企業でありたいという社是のもと、地域での営業と同時に、その時々の社会課題に対し本業で解決に貢献することを目指してまいりました。
社会貢献活動の一例では、1970年代に核家族化が進んだことを背景に、店舗内に「母子健康相談室」を設置、保健師や助産師の資格をもった相談員に出産や育児について相談できる場所を開設しました。現在でも継続し今年で48年目になります。
また、環境問題が社会問題になった1980年代には、包装紙の使用削減を目的に「簡易包装」を導入したり、省エネ推進のために「共同配送」をスタートしました。1991年からは店頭における資源回収を開始し、お客様と店舗が一体となって資源の再利用を推進するなど、環境問題に積極的に取り組んでいます。
2008年以降は店舗を置く自治体と、地域活性化に関する「包括連携協定」の締結を進めており、地域の日々を支えるインフラとして地域の困りごとを一緒に解決すべく、より良い街づくりを目指しています。

現在の取り組み

店舗を地域のコミュニティ拠点として、地域社会での身近な問題への取り組みを進めています。少子化に対しては、職場体験などのイベントや体験活動の充実、高齢化については従業員の認知症サポーター養成を通じたバリアフリー社会への貢献など、誰もが安心してご利用いただける店づくりを進めています。
また、セブン&アイグループは2019年に環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を発出しました。我々の事業活動によって生じる環境負荷などの中で、とくに社会的な影響の大きい分野を特定した結果、照明や冷凍・冷蔵など店舗運営に必要な電力使用などで生じている「CO2排出」、さまざまな商品やレジ袋、包装材料などの「プラスチック利用」、商品の廃棄などで生じている「食品ロス」、そして原材料、加工、製造などの過程で環境や社会への影響が生じる「商品調達」、この4つが私たちの事業活動にとりわけ密接で、社会的な影響度も大きいテーマであると特定しました。地域の拠点として地域社会やお客様とともに、またサプライチェーンではお取引先様や生産者の皆さまとともに、環境活動を進めていきたいと考えています。

未来への想い

~日々の暮らしに「いいもの。」をお届けするために~
小売業として、品質・価格にこだわりながら、よりよい商品の提供に努めています。常に「いいもの。」をお届けすることで、暮らしの豊かさに貢献していきます。

~頼りになる「いつもの」お店であるために~
イトーヨーカ堂は、地域の皆様の「よりどころ」となれるよう、地域の声に応えた店舗運営に取り組んでいます。
よりよいサービスを提供することで、地域の皆様に「いつも」安心して頼れるお店になることを目指しています。
また、私たちの事業に求められているのは、もはや「欲しいものが揃う」ことだけではないと認識しています。食の安全・安心やフードロスの削減、CO2排出等の環境問題、自然災害への備えなど、地域の人々が共通して抱える社会課題の解決に積極的に関与して取り組むことが、サステナブルな社会づくりのために不可欠です。
環境に配慮した商品づくりや、働きがいのある職場づくり、地域に開かれた店舗運営などを通して、イトーヨーカ堂が価値ある存在と認めて頂けるよう、誠心誠意取り組んでまいります。

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