テレビ年間平均視聴率で全日(6時〜0時)、プライムタイム(19時〜23時)、ゴールデンタイム(19時〜22時)の3部門が首位となり、2年連続三冠を達成した日本テレビ。トップを走る社内の雰囲気は、さぞかし活気にあふれているだろうと思いきや“気に入らない人は干す”という日テレの体質が、ある大物芸能人たちに暴露され、話題になっている。

「過去には泉ピン子、和田アキ子、山口百恵、森昌子を干していたこともある」

 そう発言したのは当の本人、ピン子と和田の二人。3月末に放送された「ごきげんようゴールデン!大物だらけのサイコロSP」での一幕だが、これには日テレも反論しがたいだろう。

 こうした“体質”について、日テレで働いた経験のある番組制作会社の元社員も話す。

「以前、堀北真希が干されたのは事実です。日テレの大ヒットドラマ『野ブタ。をプロデュース』に出演した後、TBSの『クロサギ』に『野ブタ〜』で共演した山下智久と出ました。日テレは『堀北をブレイクさせたのはウチなのに』とカンカンで『今後、芸能ニュースでも堀北とその事務所関連のものは扱うな』との“御触れ”が出たんです。けれどもジャニーズには何もしませんでしたけどね」

 また、昨今相次ぐ女子アナの退社についても疑念の声は絶えない。最近退職したある女子アナについても、原因は「戦力外通告を受けて、解雇同然だった」「アナウンス室でのいじめがあった」などと囁かれているのだ。

 視聴率絶好調の裏でこうした陰湿行為が長年まかり通っているとしたら、凋落は近いのかもしれない。